今夜はインターナショナル

2003/07/11
C.N
2011/06/13

シェフ:亭主
おごちそう:ヒラミ貝、タコとトマトとキュウリのサラダ、豚骨の味噌煮、つるむらさき、豆腐の味噌炊き

池ちゃんがヴァージニア州産のアンドリュー(書道初段、柔道黒帯!)と一緒にやってきて、エビスビールで開亭。
石風亭のメイン・アルコールは赤ワインなのだけど、こんなに蒸し暑い日が続くと、ほんとにほんっとにビールが美味い。それも今日はエビス! これは東京へ行ってしまった元常連のマツモトさんからのお中元。どうもありがとうございます。乾杯! 
本日も外は熱風地獄。

たけのこ生活8ヶ月目のアニーキが「しごネタ」を持って登場。なんと映画「仁義なき戦い」の広島死闘編だったか、「殺ってやる」という意味で「しごーする」が使われているというのだ。さすがは記憶力抜群のアニーキ。これで先週までの山陰説に広島が加わり「しご=中国説」が有力となる。

ワタちゃんに続き、ヒロコちゃんが初見参のトモゾーを連れて登場。久しぶり、チョムスキーの映画以来だね。しばらくカナダに住んでいたヒロコちゃん、今度はニカラグアへ行くという。すごいなあ。豚骨の味噌煮を前にして、「カナダでは、石風亭のご飯が一番懐かしかったんです。特にこの煮物が……」。(亭主感涙)

と、コスタリッキーが登場。今日はなんだかアメリカ大陸な夜だ。

ビール片手のクマちゃん、そしてなんとアフリカはチュニジア帰りのロッソ姐登場。みんなへのお土産持ってきてくれて、ヘアースタイルばっちり美人になっていて、さすがはロッソ姐。ありがとう。今度、チュニジアの話をゆっくり聞かせてください。

本日は博多祇園山笠・流れがきの日。追い山ももうすぐだ。
博多には山笠を一生懸命やっている人がいて、それを見守ったり楽しんだりする人も大勢いる。それが現代でも悪霊退散というか、悪いことが起らないための力や祈りになっているような気がして、いろいろなことが起っているこの夏は、なんだかしみじみとありがたい。
……などとちょっと柄でもないことを思いながら、12時半、待機仮眠してくれていたヤマモトタクシーを起こして帰宅。

【お詫びと訂正7/14】
上記記事を読んだアニーキ氏から、「しごネタ」について連絡がありました。
「仁義なき闘い・広島死闘篇」ではなく、1976年監督牧口雄ニ「広島仁義・人質奪回作戦」(主演は松方弘樹、小林旭)の一場面。また「殺し」の意味でもなく、ぼこぼこにするの意味らしく、詳細は、

〈大西組残党が仲間を敵対する親和連合会に袋叩きにされ仲間のいる店にかつぎこんだとき、
「どしたんなら」
「連合会の奴らにシゴされたんじゃ」〉

もしかしてアニーキ氏は、このことを調べるために何度目かの「仁義なき闘い・広島死闘篇」と「広島仁義・人質奪回作戦」を見てくれたのではないでしょうか。無職渡世の御身とはいえ、まったくもって頭が下がります。どうもありがとう!