2011/12/13

東京の書店店頭でも好調(『医者は現場でどう考えるか』)

久しぶりに東京の書店さんを廻り、好調の『医者は現場でどう考えるか』(ジェローム・グループマン・著/村田惠子・訳)が店頭でどういう風に売れているのか、担当者さんから現状をうかがってきました。
新宿を代表するK書店では医学書のコーナーで計5ヶ所、さらに1階の話題書コーナーでも展開して頂いており、1日10冊というものすごいペースで売れているそうです。同じ新宿のK書店の系列店でも同様で、「ロングで売れそう。よほどのことがない限り積み続ける」という嬉しいコメントを頂きました。また神保町の大型書店S堂では「朝日新聞の書評以後、たいへん好調だが、最近は医者の卵と思わしき若いお客さんが次々と購入している」(担当者さん談)とのこと。さらに四谷駅構内の小さなお店では、6冊ほど積んでみたところ、すでに5冊が売れたとのことで、読者層がじわじわと広がっているようです。ありがたいことです。

また今回の訪問では新刊『細部にやどる夢』(渡辺京二・著)と『火の話』(作・黒田征太郎)をしっかり売っていただくようお願いし、さらに近刊『世間遺産放浪記 俗世間篇』(藤田洋三・著)と『北欧やすらぎ散歩 スケッチで歩くデンマーク』(絵・文 ティンドラ・ドロッペ)の案内もしてきました。

どこの書店も、クリスマスを目前にたいへんな盛況ぶりで、お声をかけづらかったのですが、売れ行き好調な本があったこともあり、歓迎していただきました。

潜在的な読者層を掘り起こしつつ、ロングセラーへと成長させるにはどうすればいいのか、課題も見えた3日間の旅でした。