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●吉野公信
酒のある風景
定価1200円+税)


「花はあっても美しい花という花はない。酒にも美味しい酒という酒はない。だが美味しい酒を飲むことはできる。某年某月某日 そこには酒があった。某氏の歩みがあった──」。回想する折々の酒とともに描かれる人・絵・音楽……洒脱な味わいに満ちた好エッセイ。
●河津武俊
秋の川
定価1500円+税)


九州の山里を舞台にした秀麗な作品集。無名の人々の人生が、暮れなずむ残光の中に、ひそやかな陰翳とともに描き出される。
〈収録作品〉
間伐
三毛猫とシャクナゲ
鳥の宿
秋の川
山里
●佐和みずえ
別府 華ホテル
観光王と娘の夢
定価1500円+税)

別府の観光王・油屋熊八がモデル!

温泉マークの発明、地獄めぐりの開発、観光バスガイドの創設、九州横断道路の提唱、はては富士山頂に「山は富士、海は瀬戸内、湯は別府」の標柱を立て、日本一の泉都・別府の礎を築いた油屋熊八。奇抜なアイディアと規格外の行動力で大正・昭和を駆け抜けた観光王の活躍を、架空の娘を配し描いた書き下ろし長編小説
●岩崎京子
街道茶屋百年ばなし 熊の茶屋
定価1500円+税)

人情時代小説の傑作!好評三部作

もらいうけた熊を茶店の名物にしようと、懸命に芸を仕込む主を描いた表題作や、建具職人に奉公する姉弟の健気な姿を描いた「姉弟」など、江戸から五里の東海道を舞台に、児童文学の巨星が、庶民生活の哀歓を清々しい筆致で描いた短編時代小説集。
好評「街道茶屋百年ばなし」シリーズ三部作。
●岩崎京子
街道茶屋百年ばなし 子育てまんじゅう
定価1500円+税)

人情時代小説の傑作!好評三部作

子育て観音にあやかったまんじゅうを商う参道の土産物屋の姉妹と家族の健気な暮らしを描いた表題作や、もらいうけたサボテンを持て余す茶屋の主を描いた「さぼてん茶屋二代」など、古資料を素材に、文化文政期の東海道の宿場町の生活風景を活写した短編時代小説集。
好評「街道茶屋百年ばなし」シリーズ三部作。
●岩崎京子
街道茶屋百年ばなし 元治元年のサーカス
定価1500円+税)

週刊ブックレビューで紹介!

幕末・開化期の横浜。来航した異人の珍道中を描く「イッピンシャンの冒険」や、生麦事件の裏で活躍したとされる少女を描いた「黒い瞳のスーザン」、曲芸師志願の少年と一座が舶来サーカスに出会う表題作など、〈御一新〉の嵐に翻弄されつつも、ひたむきに生きる庶民の姿を、清冽な筆致で描いた短編時代小説集。
●浅川マキ
こんな風に過ぎて行くのなら
四六上製 220頁
定価2000円+税)


1972年〜2003年にわたってつづられた歌手浅川マキ初のエッセイ集
●隅田川乱一
穴が開いちゃったりして
定価2,000円+税)


「自分の師です」(町田康氏)プロレス・神秘学・ドラッグ・パンク・イスラム・バロウズ…世紀末を駈け抜けたカルトの天才集大成!
●田辺恭一
加久藤越
定価1,800円+税)


終戦の二ヶ月前に召集された師範出の美術教師。薩摩半島のゾーメキ谷から加久藤越までの奇妙な行軍の日々
●田辺恭一
川向こうの団欒
定価1,748円+税)


戦争前夜、切なく鬱屈した青春を時代と共に描く
●片瀬博子
西海遊歩
林檎樹下にて
定価1,800円+税)


九州ゆかりの作家の文学と風土を語る
●前山光則編
淵上毛錢詩集
定価1,800円+税)


「生きた、臥た、書いた」。水俣が生んだ伝説の詩人が鮮烈に甦るふちがみ
「美しい空つぽ」を希求/岡田哲也
伝記的事実捨て去る真骨頂/山本哲也
詩の贈りもの/猫柳
●豊田伸治編
井上岩夫著作集[2] 小説集
定価5,000円+税)


あの島尾敏雄が絶讃し、宮内勝典を瞠目させた、鹿児島の巨人の小説群
生気に満ちた人間描く/前山光則
「生き返った恐竜」に会う/宮内勝典
鬼才の密度濃い「前衛」/ 渡辺京二
●豊田伸治編
井上岩夫著作集[1]全詩集
定価5,000円+税)

戦争土俗とモダニズムを
引き連れて孤高の詩精神が甦る


「私の前にはまぎれもない詩人・井上岩夫が居た。ああ、まだこの世に詩人が生き残っていた」(故・島尾敏雄)
井上岩夫著作集を編集して──その詩を読み解く/豊田伸治
透きとおった抒情の絶唱/岡田哲也
文学に映した戦争/松下純一郎
洞の底の含羞『井上岩夫著作集』刊行に寄せて/石牟礼道子
●田辺恭一
町は消えていた
定価1,500円+税)


夢と現実が交差する世界。熊本の町絵師が著す幻惑の短編集


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