コラム

社長フクモトの四苦八苦読書録+たまにエッセイ
投稿日▼
 (35件中) 31〜35件目
『検証・ハンセン病史』(熊本日日新聞社編/河出書房新社刊)を読む

人間の闇深く恐ろしく  一冊の本によって蒙を啓かれると同時に、底に横たわる深い闇をも知らされた。  『検証・ハンセン病史』は、国内最大のハンセン病療養施設「菊池恵楓園」のある地元紙…もっと読む


『玉葱の画家青柳喜兵衛と文士たち』(多田茂治著 弦書房刊)を読む

秋の初め(2004年)賢治祭の開かれた岩手・花巻市を訪ねた。イギリス海岸(北上川)の畔に立ち、羅須地人協会の看板のある建物にしばし憩い、宮沢賢治の実家で命日の精進料理を頂いた。そして、イーハトーブと賢…もっと読む


『焼身』(宮内勝典著 集英社刊)を読む

僧の姿追い「空虚」に至る    四十年ほど前のサイゴンで、世界を震撼させる事件があった。ひとりの僧が頭からガソリンをかぶり、自らに火を放ち、南ベトナム政府とアメリカに抗議の焼身自殺を企てたのである。…もっと読む


『日本近世の起源』(渡辺京二著、洋泉社MC新書)を読む

中世への先入観を砕く   興奮しながら本を読んだ。室町後期から徳川期における支配関係、そして平和や自由や個という概念を論じた本である。著者は熊本在住の渡辺京二氏。  「日本近世の起源」は、日本中世…もっと読む


『忘れられた日本人』(宮本常一著 岩波文庫)を読む

エロス漂う宮本民俗学の原点   宮本常一氏の代表作である『忘れられた日本人』は民俗学の古典といってもよい作品であるが、農民や漁民のくらしを、戦後の早い時期に土地の古老から聞き取ったものである。私にと…もっと読む


 (35件中) 31〜35件目