温故知新の快楽– category –
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商人や旅人がはこんだ山口の昔話
語り部がいなくなった今 昔話を若い世代へ 山口には、山口で生まれた独自の昔話と、商人や旅人によって運ばれてきた話がこの地に根づき、口から口へと語り継がれてきた昔話があります。 「シンデレラ」の話を、いつ、誰が山口の地に置いていったのか「粟福御寮」という話になって語られています。「猿の生き胆」の話が、「蛸にはなぜ骨がな... -
世間遺産放浪記 俗世間篇
それは、暮らしと風土が生んだ庶民の遺産。建築家なしの名土木から、職人の手技が生んだ造作意匠、無意識過剰な迷建築まで、心に沁みる306遺産をオールカラーで紹介する第2弾。 -
福岡城天守を復原する
築城の名手・黒田如水とその子長政。新発見の文書や『九州諸城図』をはじめ注目史料を読み解きながら、天守はなかったとされてきた福岡城の実像と天守破却の謎に迫る。──見えてきた大天守の実像。 -
世間遺産放浪記
働き者の産業建築から、小屋、屋根、壁、近代建築、職人、奇祭、無意識過剰な迷建築まで、庶民の手と風土が生んだ「実用の美」の風景。沸騰する遺産ブームの中で、見過ごされてきたもうひとつのヘリテイジ(=遺産)を日本全国津々浦々に追った旅の記録。痛快無比、心に沁みるオールカラー247葉300ページ! (●荒俣宏氏(「サンデー毎日」7/27)、藤森照信氏(「毎日新聞」5/13)、松村洋氏(「読売ウィークリー」6/17)、飯田辰彦氏(「公明新聞」6/5)ほか各氏絶讃紹介!) -
穴が開いちゃったりして
深く、自由に生きるために、世界の表皮を裏返し、全身全霊で世紀末を駆け抜けたカルトの怪人・隅田川乱一。「JAM」をはじめとするさまざまな雑誌に遺した、プロレス・ドラッグ・パンク・イスラム・神秘学にまつわるディープな知力が甦る。 -
理想は高く輝きて
小倉高校創立100周年記念出版。経済から文化・芸能・スポーツまで、各界を担う多彩な人材を輩出しつづける名門・小倉高校。現役OB・OGの51人が、それぞれの青春の原点となった〈倉高〉の日々を振り返ったインタビュー集。 -
別府華ホテル
奇抜なアイディアと規格外の行動力で日本一の泉都を築いた観光王・油屋熊八をモデルに描かれた繁盛記。地獄巡りの開発、温泉マークの発明、観光バスガイドの創設、九州横断道路の提唱、はては富士山頂に「山は富士、海は瀬戸内、湯は別府」の柱を立てて別府観光の礎を築いた男の、とその娘の生涯を描く。 -
物識り狂
知は市井にこそ靭く自生する──。「年ごろ紀元前後の本を手にすることが多かった。だれにも若い折の選択や怠惰を悔いる時期がある。西洋古典学も中国文学も学ばなかったのは悔いだが、これもいわば塞翁が馬、かえって新鮮でおもしろかった」(あとがきより) -
海路 創刊号
海からの視座で読み直す新しい九州学・創刊号 -
海路 2号
九州の「もてなし文化」から庭園の文化、特集は「九州の唐人町」。海からの視座で読み直す新「九州学」第2号。