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昭和二十年八さいの日記 佐木隆三 黒田征太郎 石風社 原爆 平和 ヒロシマ ナガサキ ピカドン PIKADON PROJECT  広島 長崎 誕生日 ポツダム宣言 8月15日 敗戦 終戦 戦争 平和 命 いのち 赤いリンゴ
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昭和二十年八さいの日記
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昭和二十年八さいの日記

「ぼく、キノコ雲を見たんだ」


その少年は、「おくにのために」死ぬ覚悟だった。八歳だった佐木隆三氏が少年の心象を書き、7歳だった黒田征太郎氏が渾身の気迫で絵を描いた。リアルなHIROSHIMAとNAGASAKI。そして平和と命への希求が描かれた〈イノチの絵本〉

  • A4判上製カラー 32頁
  • 978-4-88344-196-9
  • 定価:本体価格1300円+税
  • 2011/07/07発行
街・物語 街物語 寺井谷子 石風社 葦書房 現代俳句 俳句 自鳴鐘 北九州市 毎日新聞 写真
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街・物語
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街・物語

現代俳句と写真のデスマッチ。俳句は、言葉を拒否する写真にどう切り込むか……。「ひらひらと蝶を零して神の鬱」。

  • 120頁四六判並製
  • 978-4-88344-195-2
  • 定価:本体価格1500円+税
  • 2011/06/30発行
サンピラー お母さんとの約束 堂園晴彦 本田哲也 石風社 絵本 いのち 生命 死 別れ 北海道 風に立つライオン 堂園 メディカル 生と死
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サンピラー
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サンピラー

幼いころ病気で母親をなくした兄弟には、母親との約束があった。──どんな小さな子どもでも、支えと励ましを与え続けながら、「死という別れ」の真実を徐々に知らせていくこと、それは本人が力をもって現実を生きていくためのほんとうの力になる。いのちの絵本。

  • A4判上製 33頁
  • 978-4-88344-194-5
  • 定価:本体価格1300円+税
  • 2011/06/30発行
語れぬ妻へ 石風社 弥勒 祐徳 闘病 日記 画家 八十八歳 在宅 介護
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語れぬ妻へ
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語れぬ妻へ

ただひたむきに絵を愛し描きつづけた画家を、妻は支えつづけた。夫は、寝たきりになった妻を自宅で介護すると決意。妻の姿を毎日画帳に描きつづけた。去り行く妻との究極の愛──。

  • B5変型並製331頁
  • 978-4-88344-193-8
  • 定価:本体価格2500円+税
  • 2011/01/31発行
十五歳の義勇軍 満州・シベリアの七年 宮崎静夫 石風社 十五歳 戦争 満州 シベリア 抑留 満蒙 義勇軍 開拓 中国 美術 宮崎 静夫 海老原 喜之助 ドラム缶 死者 西日本文化賞 みゆき画廊 俘虜
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十五歳の義勇軍
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十五歳の義勇軍

十五歳で満蒙開拓青少年義勇軍に志願、十七歳で関東軍に志願、自爆間際で敗戦、四年間のシベリア抑留を経て帰国、炭焼き、土工をしつつ、絵描きを志した著者による感動のエッセイ集。
阿蘇の山村を出たひとりの少年が、満州・シベリアでの過酷な体験を経て、一個の画家となった――。

書評

苛酷な体験から明澄な世界へ

久野啓介
元熊本近代文学館長

 第2次大戦中に国策として推し進められた満蒙開拓青少年義勇軍に、高等小学校を出たばかりの15歳で志願し、さらに17歳で関東軍に志願入隊、敗戦と同時にソ連の捕虜となり、4年間のシベリア抑留。帰国後、画家となり、「死者のために」シリーズなど鎮魂と反戦の絵を描き続けてきた著者が、折りにふれて新聞・雑誌に書いた120編のエッセーを集めたものである。
「満州・シベリアの七年」と副題されているが、「その七年が私の青春の総てであった。人はそれを苦難の歳月とも云うが、私にしてみれば濃密な学びの場であり、己れを視つめ、確かめることのできた得難い日々としても忘れることはない」と「あとがき」に書くところに、並みの人ではない著者のしたたかな資質をうかがい知ることができる。
 また帰国から50年後、中国東北部を再訪して見たものが、熱烈歓迎とは裏腹に、「植民地満州の時代の日本人(軍)の所業であり、まぎれもなく浮かぶ東洋鬼(トンヤンクイ)の姿は、否定しようもなかった」(『シベリア再び』)と、かつて加害者側の尖兵であった自分を見つめることにやぶさかでないことも、特記しておかねばならないだろう。
 そして民族間の加害と被害、収容所煉獄の苦難と学び、異郷と故郷など、幾重にも錯綜した苛酷な体験の末に、著者がたどり着いた境地は、意外と明澄な世界であったようだ。例えば「ツワの花」と題する掌編がある。 
 ツワの花の季節に、研ぎ屋の老夫婦がやって来る。鋸(のこぎり)の目立てを頼むと、元は大工だったという老人は、確かな手つきでやすりを動かしながら、「齢をとると、高い所がいけまっせんけんなあ……」などと言う。普通なら楽隠居のはずなのに、身につけた手仕事で二人が支えあって生きる姿には、老いの哀愁があった。ひと仕事終えた二人は、淹れた茶を飲み、振りだした雨の中を、寄り添って帰って行く。
 それだけの話だが、書き手の目線の低さとデッサン力の確かさで、静かな感動がじんわりと胸にしみた。滋味あふれる一文である。

  • 四六判上製 278頁
  • 4-88344-192-1
  • 定価:本体価格2000円+税
  • 2010/11/10発行
詩集 ノヴァ スコティア ハーメルン 樋口 伸子 石風社 阿部謹也 あかるい天気予報
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詩集 ノヴァ・スコティア
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詩集 ノヴァ・スコティア

阿部謹也氏──「樋口さんの普段の姿に接していると、詩人であることを感じさせないがそれは私たちが詩人であることになんらかの印を見ようとするからである。……日常生活の中で樋口さんは詩人なのであり、それだから詩人くさくないのだ」

書評

自分と半歩、世間と三歩離れ

岡田哲也
詩人

 お祭り大好き人間のくせに私は群集や党派が嫌いでした。昔、学生活動家たちから「お前は右か左か」と詰めよられた時も、「俺は上だよ」と答えました。「右翼の右へならえ 左翼の左うちわ」と詩にも書いて、度し難い奴だと言われたりもしました。
 こんな枕を振ったのは、別段今の政局を思ってのことではありません。樋口伸子さん(福岡市)の詩集『ノヴァ・スコティア』の帯に、歴史家阿部謹也さんが書いた次のような件(くだり)があったからです。
「樋口さんの普段の姿に接していると、詩人であることを感じさせない(略)日常生活の中で樋口さんは詩人なのであり、それだから詩人くさくないのである」
 樋口さんには、いかにもゲージュツカといった風采や面体(めんてい)が感じられないのでしょう。詩を書くより、詩を生きることに多忙なのかもしれません。だからでしょうか、作品からも、ことさらの修辞やツヤ付けが感じられません。自然体です。しかし、奇も衒(てら)いもないけど、どこか異なのです。野球の投手に喩えれば、剛速球投手ではないが、緩急と内外角のボール一個の出し入れで勝負する、そんな感じです。
「わたしは夢の中までも迷っている/といっても/どこからが夢なのか分からない(略)ねじれた心をもてあまして/四月の魚がバカなら/三月の魚には毒がある(なんて)/無意味な台詞をつぶやいて/自分の声で目が覚める/その時わたしは笑っていたのだ/いや 怒っていたのだよ」(作品「夢から夢へ」)
「夏 バカが過ぎて辛い日が続いた/眠る前に小出しに泣いた/夜中に目覚めて心がよじれた/鍵をかけたまま秋になった」(作品「秋ふかく」)
 おっちょこちょいですっこけたような自分が、スキップするように歌われます。しかし作者は、手放しで自分をいとおしむのでなく、周到に自分とは半歩、世間とは三歩離れているのです。そのぶん言葉が、世間の湿気やあけすけな自虐趣味から免れています。サラリチクリの一冊です。

  • A5判変型上製
  • 978-4-88344-191-4
  • 定価:本体価格2000円+税
  • 2010/10/11発行
旅あるいは回帰

熊日文学賞受賞!


スペイン、ポルトガルの村や街や修道院を孤独な旅人がおとなう、魂の巡礼。……紡がれた言葉をひとつひとつ辿ると、こころのざわめきが静まる……

書評

時の重なりに漂うスペイン

古木信子
作家

 全体を通して「静けさ」が言葉を紡いでいる印象を受けた。教職を勤め終えた著者は、母親を見送った後、毎年数カ月スペイン・カスティーリャ地方のバヤドリードに住み、言語や文学を学ぶため、そこでプライベートスクールに通っている。
 この本は、その町を基点にして中世の王国であったカスティーリャ地方の修道院や遺跡、古都を訪ね歩いた記録だが、日時などは細かく記されていない。路線バスを乗り継ぎながら、何度も同じ場所に旅しているので、文が前後している場合もある。
 このエリアの殆どは、日本人など見たこともない人々が住む田舎のようだ。羊飼いの描写も多い。そしてその旅の繰り返しの中で、著者は次第にその風土や人々の暮らしに寄り添っていく。
 路線バスは、野にポツンとある乗客の家の前で停車する。降りる高校生に祖母は元気かと聞く運転手。著者に道を教えた後、心配して分かれ道まで付いてくる老人。クリスマス近いバル(食堂)で、突然歌い出す妻を失くした酔っ払いの夫と、それを囃す男たち。克明な描写はそのまま映像となって、読者の目にスペインが焼きつく。
 本の中程では、著者の憧れの詩人ヒメネスの生まれたモゲルが紹介され、彼の散文詩(吉田訳)も掲載されている。村の佇まいや乾いた気候が100年前とさほど変わらないことや、彼女の旅の日時が省かれているせいで、詩人の幼年期と今の村の有り様が渾然一体となって、時の重なりに漂っているような感じになる。この本の魅力の一つであろう。
 漂うといえば、ポルトガルの国境近くを旅していた著者は、日没時、濃い紅の雲とそれを映す湖面の照り返しで、バスの中にほの赤い光の粒子が浮遊する一瞬に遭遇するが、孤独な旅であるからこその「祝福」だったのかもしれない。
 ある村で、ロバに手をかまれてそのまま口を開けてくれるまで、一緒に歩くというユーモラスなシーンもある。著者はロバが大好きだ。

  • 四六判上製232頁
  • 978-4-88344-190-7
  • 定価:本体価格1500円+税
  • 2010/10/01発行
麦の穂との約束

1945年6月19日の「福岡大空襲」は、福岡市の3分の1の家屋が罹災し、死者1000人を超えるという大惨事になりました。そして同夜、福岡市を空襲した編隊の1機が飛来し、背振山の山裾に位置する糸島郡雷山村に焼夷弾を落としたことで、8人の方が犠牲になりました。平和のために語り継ぐ戦争紙芝居。

  • 紙芝居。386×268ミリ、12場面
  • 978-4-88344-189-1
  • 定価:本体価格1500円+税
  • 2010/08/15発行
絵本 アメリカ ジュールズ ファイファー れーどる あたしのくまちゃんみなかった ジュールズ・ファイファー 石風社 くれーどる くまちゃん ニューヨークタイムズ ワシントンポスト ベストセラー
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あたしのくまちゃんみなかった?
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あたしのくまちゃんみなかった?

ニューヨークタイムズ最優秀絵本賞受賞!


とっても大切なクマのぬいぐるみをなくしちゃった女の子。どこを探しても見つからない……。ピューリッツァー賞受賞作家が描いた、全米ベストセラー絵本

  • A4変形上製41頁
  • 978-4-88344-182-2
  • 定価:本体価格1300円+税
  • 2010/07/10発行
あなたと読んだ絵本のきろく

育児に追われたあのころ、テレビに夢中だった子どもたちに、いつしか毎晩せがまれて読んで聞かせた絵本やおはなし。生きる力を育むために、子育ての中に読み聞かせを。そして身近な図書館がきちんと活かされるよう願いをこめて。──ちいさな心で感じるいっしょに読んだぬくもりの記憶。

  • 四六判並製246頁
  • 978-4-88344-188-4
  • 定価:本体価格1700円+税
  • 2010/06/20発行
 (282件中) 91〜100件目