ジャンルで探す– テーマを選ぶ –
-
花の語らい
その日、その日目につく花を描いた花は記憶を呼び覚まし、思い出は花とともにあった 幼い日、母親の実家で沈丁花の陰に隠れ、むせかえる香りに包まれたことがありました。病気の祖父を見舞う里帰りで、従兄たちと〝かくれんぼ〟をしていたのです。沈丁花の季節を迎えるたびに、初めて嗅いだ香りと祖父のことを思い出します。 その頃... -
熊本地震
震度7の前震を大幅に上まわるM7・3の本震行政もマスメディアも市民も「想定外」の連続震度7 熊本県益城町、南阿蘇、熊本市内他――甚大な被害を齎した熊本地震の最中、人びとはそれぞれの場で生きるために、明日のために、懸命に動いた。本書は、現場に即した記事と写真で、市民生活からインフラまでの被害と対応の諸相に迫る。 -
地方大学の挑戦
グローバル化する世界の中でこそしっかり地に足をつけ自立的に思考しつつ世界に向き合う人材が求められる。 本書は、長崎県立大学の教員たちが、激動する時代の中で新しい教育法を模索し苦闘する実践の記録である。 各教育実践から導き出された教育法とその成果は、(中略)「顧客満足」や「社会的要請」に対応して短期的成果を... -
あごら 雑誌でつないだフェミニズム 第三巻
一九七二年〜二〇一二年の半世紀にわたり、全国の女性の声を集め、個の問題を社会へ開いた情報誌『あごら』とその運動の軌跡。主要論文をまとめた一・二巻、『あごら』の活動を総括した三巻の三部構成 編集にあたり、全号をあらためて読み返してみると、高らかに訴えるよりも、華々しく飾る言葉よりも、多くは政治にそして時代の風潮に... -
あごら 雑誌でつないだフェミニズム 第二巻
一九七二年〜二〇一二年の半世紀にわたり、全国の女性の声を集め、個の問題を社会へ開いた情報誌『あごら』とその運動の軌跡。主要論文をまとめた一・二巻、『あごら』の活動を総括した三巻の三部構成 編集にあたり、全号をあらためて読み返してみると、高らかに訴えるよりも、華々しく飾る言葉よりも、多くは政治にそして時代の風潮に... -
あごら 雑誌でつないだフェミニズム 第一巻
一九七二年〜二〇一二年の半世紀にわたり、全国の女性の声を集め、個の問題を社会へ開いた情報誌『あごら』とその運動の軌跡。主要論文をまとめた一・二巻、『あごら』の活動を総括した三巻の三部構成 編集にあたり、全号をあらためて読み返してみると、高らかに訴えるよりも、華々しく飾る言葉よりも、多くは政治にそして時代の風潮に... -
アウシュヴィッツのコーヒー
ドイツという怪物をコーヒーで読み解く 「アウシュヴィッツなしにはヨーロッパ人がアフリカ人にしたことは、決して理解できなかっただろう」 (アルフレッド・メトロー) 戦争が総力戦の段階に入った歴史的時点で、戦時と平時が明快な区別線をもたなくなった。コーヒーを飲みたいという個人的な欲求が国民的欲求となり、それが国... -
大学と地域社会の連携
地域社会と連携する大学の問題点と可能性を論じる 地域の課題を前に、地域住民、NPO、行政・企業、大学が、その解決のために模索・格闘・連携してきた軌跡 本書では、大学が果たせるNPO/NGOと行政、地域社会をつなぐハブとしての役割について事例をもとに論じてきた。その際には大学を「一枚岩」と考えるのではなく、... -
三池炭鉱 宮原社宅の少年
三池争議の吹き荒れた 昭和三〇年代の大牟田 炭鉱社宅での日々を 遊び盛りの少年の眼を通して 生き生きと描く 子ども時代の回想・証言、宮原社宅で育った自分史が、そのまますぐれて希少な地域史となり、三池争議をはさむ激動の社会史の側面をもっている。 (東京学芸大学名誉教授 小林文人) 「やめと... -
郷愁のポルトガル
古い街並を散策し 城や市場を訪ね 路地を歩く 小さな自己流の旅のスケッチ 老いてこそ夫婦ふたりで巡る自由で気ままな旅 ポルトガルの日常の風景を絵と文で綴る †††††† 目次 †††††† ポルトガルの旅を ポルトガルでの少しの印象ポルトへ ポルトの街 ギマランイスの中世に ホテル・アヴェニーダの香り〈ヴィゼウ〉 ナザレ 冬の...