詩集・句集・歌集– category –
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小さな窓から
椋鳩十氏「かずよさんのこの詩集『小さな窓から』は、愛と命の清らかな、限りなく清らかな詩集だ。若い人も、大人も、老人も、心が美しく清められるにちがいない詩集だ。……かずよさんの作品は、人々に生きることへの希望を感じさせるとともに、生きることの意義をといかける作品でもある。」 -
あかるい黄粉餅
エロ・テロ・ナンセンス……知る人ゾ知る、麟太郎ワールドのエロティックで過激な自由な詩集。解説・暮尾淳 -
詩集 ノヴァ・スコティア
阿部謹也氏──「樋口さんの普段の姿に接していると、詩人であることを感じさせないがそれは私たちが詩人であることになんらかの印を見ようとするからである。……日常生活の中で樋口さんは詩人なのであり、それだから詩人くさくないのだ」 -
シルクロード
シルクロードへの旅──それは不毛の砂漠に生々しい人間の歴史と暮らしを想起する旅であった。古(いにしえ)の時代から近現代まで、あらゆる文学史料を渉猟しつつ記した、中国文学による灼熱のポエジー -
はにかみの国
石牟礼作品の底流に響く神話的世界が、詩という蒸留器で清冽に結露する。1950年代作品から近作までの三十数篇を収録。石牟礼道子第一詩集にして全詩集。*芸術選奨文部科学大臣賞受賞。 -
鹿児島ことばあそびうた
「掘り出されたばかりの さつまいもみたいに 無骨だが、焼きたてのさつまいもみたいに おいしい ことばたち、 懐かしい声が ひそんでいる、 昔からの暮らしの匂いがよみがえる」(谷川俊太郎氏) -
父の話法
ビルマ戦から帰還した父は、医師であり、詩人・丸山豊であった。その周りには、谷川雁をはじめ錚々たる詩人が蝟集した。父亡き後、その記憶の中の言葉が静かにたちあがる。(まえがき=山本源太氏)