紀行・ガイド– category –
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餃子ロード
北緯30度線から40度線の大陸を東西に旅すると、いつも餃子があった。三十年にわたりアジアを彷徨し続ける異能の画家が記す魂の餃子路。 五木寛之氏絶賛! 「舌触りや、熱さや、辛さがある。北方の土俗の靭(つよ)さがある」 -
空想観光 カボチャドキヤ
「王国のありかはゴビの砂漠でもなければインドシナ半島でもない。(中略)今ここの門司の町がカボチャラダムス殿下が魔法をかけている間だけカボチャドキヤ王国なのである。」(種村季弘氏)世にも不思議なカボチャのユートピアがあった! ページをめくれば、〈ビヤダル横町〉から〈関門夢遊霊園〉まで、カボチャドキヤの隅から隅まで、まるで迷宮の中をさまよい歩くよう。カボチャドキヤこそ最後の幻郷、カボチャの黙示録を見よ -
シルクロード
シルクロードへの旅──それは不毛の砂漠に生々しい人間の歴史と暮らしを想起する旅であった。古(いにしえ)の時代から近現代まで、あらゆる文学史料を渉猟しつつ記した、中国文学による灼熱のポエジー -
ヤップ放送局に乾杯!
海外青年協力隊として太平洋の小さな島ヤップへ。日本の戦禍の残る島。だがヤップ式超スローライフへ誘われる。重松清氏推薦「飾ることのない喜怒哀楽に満ちた旅の記録は、狭苦しいニッポンで、せかせかした毎日を送っている僕たちに、とても大きなことを教えてくれているような気がする。」 -
それゆけ小学生! ボクたちの世界一周
小学5年の兄たかゆきと小学3年の弟ひかる。サッカーと空手、そしてマンガとゲームが大好きなごくふつうの兄弟が、パパとママをひきつれ、355日間の世界一周バックパック旅行に出発! 家族4人力をあわせ、中南米〜アフリカ〜中東〜東南アジアまで、文化も歴史もちがう24の国々をめぐった感動の旅行記! -
インド やっぱりノープロブレムへの旅
インドはひとを超えた存在のあることを、なにげなくかろやかに見せてくれた。ブッダ、サドゥ、マザーテレサ、ダライラマ……深々とした宗教の培養器インドへの内なる旅エッセイ -
インド ノープロブレムへの旅
ひとはなぜインドに惹かれるのか、ひとはなぜインドにはまるのか──。おんな一人、インドのちょっと奥まで旅してきました。 -
福岡の歴史的町並み
歴史と情緒が織りなす景観。そして暮らしの記憶——。県内11カ所の町並みの成り立ちと現在を解説し、未来に向けて提言するハンディなガイドブック。 【本書で紹介した町並み】門司港レトロ/木屋瀬/英彦山/博多の下町/太宰府/秋月/吉井/八女/柳川/新柳町/城内住宅(福岡市) -
旅あるいは回帰
スペイン、ポルトガルの村や街や修道院を孤独な旅人がおとなう、魂の巡礼。……紡がれた言葉をひとつひとつ辿ると、こころのざわめきが静まる…… -
藁塚放浪記
北は津軽の「ニオハセ」から宮城の「ホンニョ」飛騨の「ワラニゴ」宇和の「ワラグロ」出雲の「ヨズクハデ」、南は薩摩の「ワラコヅン」、はては韓国、アフガンまで、秋のたんぼをかけめぐり、藁積みの百変化を追った30年の旅の記録。 藁塚(わらづか)=稲刈りを終え、乾燥させた稲束を脱穀したあと(または脱穀の前に)、藁を積み上げられたもの。