写真集・画集– category –
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いのちをつなぐ
身近に棲む 昆虫たちの 〈いのちの輝き〉が こころに響く 佐世保市に住む ひとりのピアニストが、 日々の暮らしの中で 出会った 昆虫たちの生態を、 繊細な絵筆で描出 地球には、46億年の時を経て、たくさんの〈いのち〉が生まれ、棲むようになりました。 その〈いのち〉は、ずっとずっと長い時間をかけてつながれてきました。 私たち人類は... -
いのちってナンボ? 平和ってナンボ?
コロナと戦争の時代に投げかける 小さな飛礫(つぶて) 本作品集は、2021年12月4日~2022年1月30日まで、福岡県の田川市美術館で開催された〈「起きる、描く、寝る。いきる。」黒田征太郎展〉に展覧された作品をまとめたものです 。黒田征太郎氏は、日本だけでなく国際的に活躍するイラストレーターですが、本展覧会は、野坂昭如氏の「戦争童... -
堀本玲子作品集 いつか風にのって
絶えず揺れ動き、時に優しく時に悲しく、でも確かに存在する私の心の在り様を、一瞬画面に定着させてみたくて絵筆を取ってきました。 インスピレーションが捉えた一本の線を大切にし、そこから展開する「自分でも意識していなかった領域」への踏み込みがスリリングだったと言えるかもしれません。 実際には描くごとに、追っていた思い... -
小学生が描いた昭和の日本
1969年10月〜1970年10月 あの激動の時代 子供たちはなにを見ていたのか 一人の青年が北海道から沖縄まで、1年かけて120の小学校を自転車で訪ね、子供たちの絵を集めた。 一九六九年(昭和四十四年)大学を卒業後、就職もせず自転車で東京を出発した。児童画提供の「お願い書」を持って各地の教育委員会や小学校に飛び込んだ。美術教育... -
バルカン幻影
私には旅が効く――スケッチブックとリュックひとつで、強烈な光のなかちょっと陰りのある街を旅してきた。おんな一人の異境の旅は、大胆でスリリングな世界との出会い。ロシア、チェコ、オーストリア、ボスニア、モンテネグロ、北マケドニア、スペイン――7カ国を訪れ、スケッチを描き、様々な人、物、風景との出会いを綴った画文集の第6弾。 -
鉄を鍛(たた)く
暗闇の中に希望を見い出すために鉄を鍛きつづける――バングラデシュからロンドンまで、鉄と格闘しつづけた彫刻家・四十年の軌跡とエッセンス。A5判上製120頁、口絵カラー56頁。 「鉄による知的発達」 1987国際鉄鋼彫刻シンポジウム - YAHATA‘87東田高炉公園 北九州市「VOICES」 個展 2001Pitt Rivers Museum Oxford UK「白色化」 ... -
花の語らい
その日、その日目につく花を描いた花は記憶を呼び覚まし、思い出は花とともにあった 幼い日、母親の実家で沈丁花の陰に隠れ、むせかえる香りに包まれたことがありました。病気の祖父を見舞う里帰りで、従兄たちと〝かくれんぼ〟をしていたのです。沈丁花の季節を迎えるたびに、初めて嗅いだ香りと祖父のことを思い出します。 その頃... -
郷愁のポルトガル
古い街並を散策し 城や市場を訪ね 路地を歩く 小さな自己流の旅のスケッチ 老いてこそ夫婦ふたりで巡る自由で気ままな旅 ポルトガルの日常の風景を絵と文で綴る †††††† 目次 †††††† ポルトガルの旅を ポルトガルでの少しの印象ポルトへ ポルトの街 ギマランイスの中世に ホテル・アヴェニーダの香り〈ヴィゼウ〉 ナザレ 冬の... -
死者のために
十五歳で阿蘇の山村を出たひとりの少年が 満州・シベリアでの過酷な体験を経て 一個の画家となった 私の少年のときのもうひとつの夢、 絵を描くということは、 染みついた兵隊色を 生涯をかけてぬぐいとる作業かも知れない。 =・=・=・=・=・=・=・=・=・= 版画家 浜田知明 なるべく解りやすく、自然に目に見えるか... -
大筑後川
九州最大の一級河川、筑後川の雄大な美を活写した20年の記録。源流の山々から有明海まで、カラー150点!