写真集・画集– category –
-
アジア回廊
満洲──アフガニスタン。茫茫たる中国大陸に生きる中国民衆の強靭な生を畏れとともに描いた巳八郎。深々としたアフガンの人と風土に魅入られ、その深奥を描かんと彷徨する大策。強烈な個性をもつ画家父子によるアジア回廊巡り。 -
わらうだいじゃやま
「よいさ よいやさ じゃじゃんこ じゃん!」。旧炭地・大牟田の夏祭り「大蛇山」を描いた元気な絵本。 -
かぼちゃ大王
かぼちゃ大王一家が花の都へ珍道中。ふんわか不思議な絵本 -
空想観光 カボチャドキヤ
「王国のありかはゴビの砂漠でもなければインドシナ半島でもない。(中略)今ここの門司の町がカボチャラダムス殿下が魔法をかけている間だけカボチャドキヤ王国なのである。」(種村季弘氏)世にも不思議なカボチャのユートピアがあった! ページをめくれば、〈ビヤダル横町〉から〈関門夢遊霊園〉まで、カボチャドキヤの隅から隅まで、まるで迷宮の中をさまよい歩くよう。カボチャドキヤこそ最後の幻郷、カボチャの黙示録を見よ -
おかえり
ぼくのふるさと、ここが生きる場所──。内なる声にいざなわれ、鄙のくらしに帰ってみれば、人よし、米よし、空気よし。明るく元気な1300人の桃源郷、宮崎県西米良村。 折々の自然と神に抱かれて生きる里のくらしを記録したフォトダイアリー。 -
語れぬ妻へ
ただひたむきに絵を愛し描きつづけた画家を、妻は支えつづけた。夫は、寝たきりになった妻を自宅で介護すると決意。妻の姿を毎日画帳に描きつづけた。去り行く妻との究極の愛──。 -
木喰さん
きっと、心が笑い出す 飢饉がつづいていた江戸時代、日本全国を旅しながら、願いをこめて、まぁるく微笑んだ仏像をほりつづけた木喰上人をえがく、初めての絵本。 -
ダラエヌールの子供たち
アフガニスタンのダラエヌール渓谷、その小さな村で青年はくらしていた。長い戦乱と、終わりのない旱魃。村人は黙々と畑を耕し、子供たちは微笑を失わなかった。──青年は、農作業の傍ら、村人と子供たちの写真を撮り続けた。──それは、沈黙する大地の啓示のように遺された。 -
ぼくのうちはゲル
「ぼくの さいしょのうちは まあるい かあさんの おなかのなか。このうちは かあさんのやさしさで いっぱい。ぼくが どんどん おおきくなり おなかのなかが きゅうくつになった」そして宿営地のゲルで生まれた男の子ジル。家族や家畜とともに、春夏秋冬と宿営地をめぐる、モンゴル遊牧民の四季と生活の絵本。野間国際絵本原画コンクール・グランプリ受賞作。 -
モンゴルの黒い髪
敵は邪悪な4羽のカラス。武器もない女たちが、草原と家族をまもった……モンゴルの伝統が彩り豊かに描かれた作者の絵本第一作。「彩色の美しさ。画面構成の巧みさ。伝説への愛。高い水準の作品です」(内田麟太郎氏)。第19回国民文化祭上陽町絵本大会グランプリ受賞、文部科学大臣奨励賞作