社会– category –
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大学と地域社会の連携
地域社会と連携する大学の問題点と可能性を論じる 地域の課題を前に、地域住民、NPO、行政・企業、大学が、その解決のために模索・格闘・連携してきた軌跡 本書では、大学が果たせるNPO/NGOと行政、地域社会をつなぐハブとしての役割について事例をもとに論じてきた。その際には大学を「一枚岩」と考えるのではなく、... -
佐賀の明日を希(ねが)って
郷土佐賀の明日をともに考えるために 生涯を保健医療に捧げ、郷土の歴史を愛する一医師が、 吉野ヶ里遺跡保存と脱原発への思いをくりかえし訴える 平成元年より吉野ヶ里遺跡保存運動の輪の中に居て、いささか疲れておりますけれど、吉野ヶ里に来るといつもエネルギーを充たされます。勇を鼓して拙文をまとめて吉野ヶ里の事などをご... -
終わらない被災の時間
見えない放射能と情報不安の中で、 幼い子どもを持つ母親のストレスは 行き場のない怒りとなって、ふるえている 本書は、避難区域に隣接する福島県中通り九市町村の二〇〇八年度出生児全員(調査時点では三〜四歳)とその母親(保護者)を対象としたアンケート調査の記録である。放射能は目に見えない。よほど強烈でただちに症状が出る... -
北九州市 戦後70年の物語
終戦から70年 5市合併から51年秘蔵写真も発掘して北九州の光と影をドキュメントする『北九州市 50年の物語』続編! 本編の記事は北九州を全国に有名にしたテーマを中心にまとめた。一方、戦中、戦後の節目に撮影された貴重な写真合わせて180点近くを集めた。特に庶民の表情あふれるカットを中心に選んだ。2012年10月から始まった毎日新... -
モンタルバン
フィリピンの戦場で死にそびれた男の執念と、その戦場で幼くして父を失った青年の思念が、戦後補償問題の潜むマニラ・モンタルバンを舞台に交錯する……。 -
日本国憲法の平和主義
戦争という武力紛争を、法的論理によって回避することは可能だろうか。法律実務家である弁護士が、日本国憲法の平和条項と東京裁判をもとに、戦争と平和について考えた。たとえば、戦争犯罪について、その賠償責任を敗戦国のみが一方的に負うことは、法的に正しいのか。 -
フィリピンの小さな産院から
フィリピンの最貧困地域にクリニックを開いて13年。伝統的風習と近代化のはざまで悪戦苦闘しつつのてんやわんやの日々の記録。丸裸の人間が見え、本当の豊かさと、「本当に母子にとって良いお産とは」を問う、泣き笑いの奮闘記。 -
一人芝居先生からのエール
ありのままの子どもを愛すること。それは、ありのままの自分を愛すること。──笑いと涙の感動あふれる一人芝居の先生が、子育てと教育について、愛のエール(応援歌)をおくります -
三池炭鉱「月の記憶」
三井三池炭鉱の108年の歴史。囚人労働に始まった炭鉱は、与論の人びとがその一端を担った。仕事を制限され、賃金は差別され、炭住は隔てられ……それでも彼らは懸命に働き、泣き、笑い、踊り、強靭に生き抜いた。そして中国人、朝鮮から連れてこられた人、炭塵爆発、三池労組。過酷な労働と差別によって成し遂げられた三池炭鉱を「影」の記憶をそして生き抜いた人びとの強さを追い求めた珠玉のノンフィクション。 -
丸腰のボランティア
異文化の中で、病院をつくり井戸を掘り、畑を耕し用水路を建設する。中村医師とともに汗を流す日本人ワーカーたちが綴る、パキスタン、アフガニスタンからの現場からの報告。──国境や国家の越え方にもいろいろある。グローバリズムに抗して……