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『絵が動く 弥勒祐徳自伝(仮)』
弥勒祐徳
『続・鹿児島ことばあそびうた』
植村紀子『詩集 魂のぽわん』
前田美代子
『織部高取の謎を解く(仮)』
小山 亘『山田新一 戦争記録画資料集(仮)』
青木 脩・編
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1960年代からアフガニスタンに通い続ける異能の画家・甲斐大策さんの個展が昨年に引き続き福岡市で開催されます。
今回は「ペシャワール会」の2012年カレンダー原画を中心に、ガラス絵、泥絵、水墨など、
さまざまな技法による近作や過去の大作なども並びます。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄り下さい。◎甲斐大策作品展「天・地・信」
会期)2012年2月7日(火)〜2月19日(日) 11:00〜19:00
※2月13日(月)休廊、最終日は17:00まで
会場)村岡屋ギャラリー(福岡市中央区天神2-8-237。新天町南通り)
電話092-711-1187

【甲斐大策(かい・だいさく)】

画家・作家。1937年、中国大連市生まれ。早稲田大学文学部卒業。
青年期より民族音楽・楽器の制作・演奏に親しむ。1969年以降、今日までアフガニスタンとその周辺に通い続ける。対ソ戦、内乱期にはムジャヒディン・グループに加わり、地雷探索等に従事、現地アフガンとの親交を深め、イスラムに入信。主にアフガニスタン・パキスタンやアジア内陸を題材に、油彩・ガラス絵等、全絵画表現を水墨画へ収斂せんと努める。イッセイ・ミヤケ、コムデギャルソンのショーにも出演し脚光を浴びる。一方、1988年より文筆活動を開始、その文学的個性は五木寛之氏、中上健次氏らの絶賛を浴びる。著書に『ペシャーワルの猫』(トレヴィル)、『生命の風物語』『シャリマール』『神・泥・人』『餃子ロード』『アジア回廊』(父巳八郎と共著)『聖愚者の物語』(以上石風社)がある。1/27(木)からの3日間、神戸・大阪・京都の書店をまわってきました。
昨年末と同様、あいかわらず好調の『医者は現場でどう考えるか』(J・グループマン/美沢惠子訳)を筆頭に、続々と書評が出始めた『世間遺産放浪記 俗世間篇』(藤田洋三)、『細部にやどる夢』(渡辺京二)、『火の話』(黒田征太郎)等の継続販売をお願いしてきたほか、配本をしていない『北欧やすらぎ散歩』(絵・文ティンドラ・ドロッペ)を扱って下さるお店をいくつか開拓してきました。
最初に訪れた大阪・梅田では紀伊國屋書店梅田本店さんの相変わらずの混雑ぶりに圧倒されましたが、一昨年オープンした丸善&ジュンク堂書店梅田店さんを初めて訪れたほか、かの有名な京都のガケ書房さん、心斎橋のアセンスさん、そして「書店員ナイト」発祥の地であるcalo book shopさんなどにもにお邪魔し、大小/硬軟織り交ぜた充実の営業ツアー(?)となりました。さらに、最終日に伺ったジュンク堂書店大阪本店さんでは『医者は現場でどう考えるか』が「一般向けの医学書では去年一番売れました!」との嬉しいお言葉を頂きました。
ざっくばらんな印象ではありますが、関西の書店はやはり「地力」がありました。新刊書店では関西の読者を意識した書棚づくりが印象的で、特に大阪・京都は周辺に古書(店)が点在し、うらやましい限り。歴史の厚みが違います。当然、読者の裾野も広いのだと思いますし、選書眼も肥やされているのではないでしょうか。
単にわが社の「営業」という以上に、書物を支える文化や土壌を考える上でも有意義な3日間でした。1/6(金)から1/15(日)まで、宮崎・西都市の92歳の画家・弥勒祐徳(みろく・すけのり)さんの個展が福岡市中央区、新天町南通りにある村岡屋ギャラリーにて開催中されています。
弥勒さんは長年、西都市の美術科教員を務めながら、宮崎各地の「神楽」を初め、桜や山などの自然、そして長く宮崎に滞在した江戸時代の仏僧・木喰の残した仏像などをライフワークとして描いてきました。
また82歳から88歳までの6年間は、寝たきりの植物状態となった奥さまの介護を自宅で行い、その寝顔を毎日、描き続けました。
その人柄と画業の功績により、西都市民栄誉賞(05年)、西日本文化賞(08年)を受賞されています。
奥さまは残念ながら4年前に他界されましたが、その後もおう盛な創作活動を続け、色彩と画風がますます明るく、より躍動的になっています。
ぜひお出かけください。
弥勒祐徳(みろく・すけのり)
画家。1919年宮崎県西都市に生まれる。1938年西都市立寒川小学校代用教員となる。1940年、応召。中国東北部、南方戦線に従軍。1944年招集会場。、三納青年学校助教諭となり、以後59歳まで宮崎県内各地の中学校で図工科の教員として教壇にたち。
1955年、宮崎県美展に初入選。1960年、宮崎県美展で知事賞受賞。1976年には文部大臣賞、さらに宮日総合美術展で県知事賞を受け、無審査となる。1978年には北海道にスケッチ旅行、長年の主題の一つである「木喰仏」を訪ねる。
1989年文部省の地域文化功労賞、2003年西都市民栄誉賞、2008年西日本文化賞を受賞。2005-07年には宮崎県美展で特選、大賞、特選を連続して受賞。
現在も西都市に在住。個展回数は400回を超える。
著書に『西都風土記』『曼陀羅の記』『神楽を描く』『木喰は生きている』(以上、鉱脈社)絵本『木喰さん』『語れぬ妻へ──八十八歳の画家が描いた在宅介護の千八百日』(石風社)をはじめ『絵に生きる』(私家版)など多数。
また評伝に『小伝・弥勒先生』(井口幸久)『民俗画家弥勒祐徳』(福富健男)がある。12月21日(水)〜28日(水)まで、福岡市中央区のギャラリーBIN(中央区赤坂2-6-270-5 バスコ赤坂店 2F。護国神社そば)にて甲斐大策さんの作品展が開催中です。ペシャワール会の2012年カレンダーの原画を中心に、水墨、ペン画など、日を追うごとに作品が増えています。ぜひ足をお運び下さい!
久しぶりに東京の書店さんを廻り、好調の『医者は現場でどう考えるか』(ジェローム・グループマン・著/村田惠子・訳)が店頭でどういう風に売れているのか、担当者さんから現状をうかがってきました。
新宿を代表するK書店では医学書のコーナーで計5ヶ所、さらに1階の話題書コーナーでも展開して頂いており、1日10冊というものすごいペースで売れているそうです。同じ新宿のK書店の系列店でも同様で、「ロングで売れそう。よほどのことがない限り積み続ける」という嬉しいコメントを頂きました。また神保町の大型書店S堂では「朝日新聞の書評以後、たいへん好調だが、最近は医者の卵と思わしき若いお客さんが次々と購入している」(担当者さん談)とのこと。さらに四谷駅構内の小さなお店では、6冊ほど積んでみたところ、すでに5冊が売れたとのことで、読者層がじわじわと広がっているようです。ありがたいことです。また今回の訪問では新刊『細部にやどる夢』(渡辺京二・著)と『火の話』(作・黒田征太郎)をしっかり売っていただくようお願いし、さらに近刊『世間遺産放浪記 俗世間篇』(藤田洋三・著)と『北欧やすらぎ散歩 スケッチで歩くデンマーク』(絵・文 ティンドラ・ドロッペ)の案内もしてきました。
どこの書店も、クリスマスを目前にたいへんな盛況ぶりで、お声をかけづらかったのですが、売れ行き好調な本があったこともあり、歓迎していただきました。
潜在的な読者層を掘り起こしつつ、ロングセラーへと成長させるにはどうすればいいのか、課題も見えた3日間の旅でした。
最新の書評
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