社会– category –
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わが〈アホなる〉人生
幼い子ども二人を連れ家族でペシャワールに赴任した医師の苦闘と迷いの人生 ここに来る人も含めて、バカですよ。しかし、バカもおらんと世の中面白くないしね。(中村哲医師) 私は夢への第一歩を踏み出してはみたものの「ペシャワール中退」になりましたが、現地の四年間で多くのものを得ることができました。帰国後の人生を振り返りますと... -
子どもを大切にしない国 ニッポン
いじめや体罰、虐待・自死から 子どもたちをいかにして守るか 親・児相・施設職員・保育士・教師・医師・市町村職員 etc... 子どもの命に携わる人たちの必読書 保護者から現に虐待を受けている子どものほとんどは、死を選ぶことなく耐えているというのが実状である。 学校におけるいじめと家庭における虐待との違いは、同じような精神的・肉... -
ドキュメンタリーの現在
世界の大変動と 分断に抗し 足もとで ドキュメンタリーを つくり続ける [内容の一部] 闇に葬らせない! 白紙調書事件を追う 良心の実弾~中村哲医師の生き方に迫る~ 不寛容の時代(「やまゆり園」障害者殺傷事件他) シャッター ~報道カメラマン 空白の10年~ 水俣は問いかけ続ける 諫早湾干拓と変わりゆく干潟の海 ... -
こんど、いつ会える?
他人ごとやない! ほっとかれへん! 2011年3月11日 東日本大震災 福島第一原発事故 被災した子どもたちと過ごす「保養」の活動が全国で始まった。子どもたちを受け入れ、泣き笑いを共にした、関西各地の〈おせっかいな〉人々の10年の記録である。 ―――――――――――― 一つひとつの保養キャンプを実現するため、年齢も、職業も、立場も、何も... -
絵本 筑豊一代
作兵衛さんが描いた一坑夫の生涯 炭鉱で亡くなった1万人をこえる坑夫の殉職者と 炭鉱で働いたすべての労働者の名誉と尊厳のために ユネスコ「世界の記憶」 【登録10周年記念出版】 山本作兵衛(炭坑記録画家) 私の書いたものが同じ炭坑労働者の方々に見ていただき、今は忘れられようとしている昔の炭坑のことなど思い起こしていただくとこ... -
旅にでて日々ひとを好きになる
旅にでて日々ひとを好きになる/A5判上製 356頁(内カラー16頁)/税込価格2420円 旅にでて ひとに会い 日々を 好きになり 見知らぬ 自分に出逢った 南北アメリカ大陸縦断のあと、欧州最北端からアフリカ南端・喜望峰まで、43,780キロを1,278日間で縦断。訪れた国は、ヨーロッパ36カ国、アフリカ23カ国。 -
写真でたどる福岡県の戦後75年
記者と市民が撮った231点の写真で綴る福岡県の戦後 空襲・敗戦・進駐軍・引揚・炭鉱・産業・公害・災害・事件・お祭り・スポーツ・新型コロナ―― 「本書に掲載した200枚余りの写真をたどると福岡県の戦後が見えてくる。一枚一枚のカットに戦争の傷痕、復興に向けての気概、そして人々の喜び、怒りが込められている。福岡県の戦中... -
ゲンパッチー
どうして大人は原発を選ぶの? これは夢なの、未来なの――ある夜、子どもたちに宇宙からのメッセージがとどきました。ゲンパツってなんだろう。原子力発電所はどんな仕組みで、どんなエネルギーを作り出すの? 23時59分58秒のファンタジー(漫画)サンプル1サンプル2「破滅の未来から抜け出すために」小出裕章あとがき漫画 -
子どもたちの問題 家族の力
子どもたちは 無意識の底で「それはちがう」と ささやく――不登校非行虐待性的虐待発達障害思春期危機……子どもたちが抱えるさまざまな問題に大人と家族はどう向き合えるか 子どもを騙すことは現実には容易である。特に十歳未満の子どもには白を黒と言い含めることもできる。そしてそういう大人たちでこの世は溢れかえっている。 ... -
熊本地震
震度7の前震を大幅に上まわるM7・3の本震行政もマスメディアも市民も「想定外」の連続震度7 熊本県益城町、南阿蘇、熊本市内他――甚大な被害を齎した熊本地震の最中、人びとはそれぞれの場で生きるために、明日のために、懸命に動いた。本書は、現場に即した記事と写真で、市民生活からインフラまでの被害と対応の諸相に迫る。