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絵本のまにまに
絵本作家・長野ヒデ子が綴るエッセイ集第二弾。 絵本、紙芝居、暮らしのあれこれ ナイショだけどヒデ子さんの体内に大ナマズがひそんでいて 時々あばれて面白い言葉を吐きます。 「まにまに」と書いてあるけどそれはウソです。 本当は絵本の「どまんなか」に ヒデ子さんがいます。 アーサー・ビナード 四国の小さな... -
いのちをつなぐ
身近に棲む 昆虫たちの 〈いのちの輝き〉が こころに響く 佐世保市に住む ひとりのピアニストが、 日々の暮らしの中で 出会った 昆虫たちの生態を、 繊細な絵筆で描出 地球には、46億年の時を経て、たくさんの〈いのち〉が生まれ、棲むようになりました。 その〈いのち〉は、ずっとずっと長い時間をかけてつながれてきました。 私たち人類は... -
科学と詩の架橋
私たちの教育制度は文学テキストの解読ができない科学者を育て、科学的思考のいろはをも身につけていない文系の人間を育てつづけている。このような現状に鑑みて、私は本書を世に問うことにした。 本書であつかう人物は、いずれもが科学と詩に架橋する意欲を示した人たちだ。そういう彼らの言葉を追うことで悲惨な現状を知り、その克服の... -
いのちってナンボ? 平和ってナンボ?
コロナと戦争の時代に投げかける 小さな飛礫(つぶて) 本作品集は、2021年12月4日~2022年1月30日まで、福岡県の田川市美術館で開催された〈「起きる、描く、寝る。いきる。」黒田征太郎展〉に展覧された作品をまとめたものです 。黒田征太郎氏は、日本だけでなく国際的に活躍するイラストレーターですが、本展覧会は、野坂昭如氏の「戦争童... -
堀本玲子作品集 いつか風にのって
絶えず揺れ動き、時に優しく時に悲しく、でも確かに存在する私の心の在り様を、一瞬画面に定着させてみたくて絵筆を取ってきました。 インスピレーションが捉えた一本の線を大切にし、そこから展開する「自分でも意識していなかった領域」への踏み込みがスリリングだったと言えるかもしれません。 実際には描くごとに、追っていた思い... -
三つの名を持つ少女
魂を揺さぶる 孤独な少女の心の旅路 世界で初めて編まれた 三毛(『サハラの歳月』の著者)の自伝的物語 本書は、台湾の作家・三毛の稀有な人生を、彼女自身が綴った文章で再構成したもので、二〇一九年に出版された三毛『サハラの歳月』の姉妹編にあたる。 『サハラの歳月』を読み、作者についてもう少し深く知りたいと思ったかたも多いだ... -
小学生が描いた昭和の日本
1969年10月〜1970年10月 あの激動の時代 子供たちはなにを見ていたのか 一人の青年が北海道から沖縄まで、1年かけて120の小学校を自転車で訪ね、子供たちの絵を集めた。 一九六九年(昭和四十四年)大学を卒業後、就職もせず自転車で東京を出発した。児童画提供の「お願い書」を持って各地の教育委員会や小学校に飛び込んだ。美術教育... -
こんど、いつ会える?
他人ごとやない! ほっとかれへん! 2011年3月11日 東日本大震災 福島第一原発事故 被災した子どもたちと過ごす「保養」の活動が全国で始まった。子どもたちを受け入れ、泣き笑いを共にした、関西各地の〈おせっかいな〉人々の10年の記録である。 ―――――――――――― 一つひとつの保養キャンプを実現するため、年齢も、職業も、立場も、何も... -
かこさとしの手作り紙芝居と私
紙芝居の持つゆったりした時間と 生身の声で演じる心地よさ―― 目まぐるしく変わる時代に紙芝居の持つゆったりした時間と生身の声で演じる心地よさが見直されて、いまこそ紙芝居が求められているのだと思います。 大好きな加古里子さんの原点は川崎のセツルメント時代の手作り紙芝居にあることを知りました。それは私がアンデルセン賞... -
やさしいきもちの おすそわけ
きびしい季節を前に 森の仲間たちにおすそわけ りすさんが あつめた 木のみを、 料理好きの くまの お兄ちゃんが、 クッキーにして 森のみんなに おすそわけ。 やさしい気持ちが ひろがります。