ジャンル別新刊
-
「樺太・紙の記念館」にむけて
『わが内なる樺太』(石風社)の著者が、〈樺太〉を忘却の淵に沈めぬために記した渾身の書 「自らの歴史は、自らが紡がなくては」と樺太生活者たちの記憶に働きかけ、そ… -
小学生が描いた昭和の日本
1969年10月〜1970年10月あの激動の時代子供たちはなにを見ていたのか 一人の青年が北海道から沖縄まで、1年かけて120の小学校を自転車で訪ね、子供たちの絵を集めた… -
絵本 筑豊一代
作兵衛さんが描いた一坑夫の生涯 炭鉱で亡くなった1万人をこえる坑夫の殉職者と 炭鉱で働いたすべての労働者の名誉と尊厳のために ユネスコ「世界の記憶」 【登録10周… -
大正・昭和を生きて
海軍軍医を父として、大正時代に生まれ、関東大震災、昭和の戦争の時代を生き抜いたひとりの個性的な人物が、等身大で体験した日々の記憶を記す -
ペンと兵隊
北九州・若松の沖仲仕頭領・玉井金五郎の長男として生を受け、文学を志し上京。帰郷後、労働者の組合運動に身を投じ、芥川賞受賞の「糞尿譚」や従軍小説「麦と兵隊」などで一躍、国民作家の地位を確立するも、戦後、連合軍により公職追放――。激動の時代とともに葛藤しつつ揺れ動いた文学者たちが背負った思想的課題を、葦平作品に内在する振幅の中から問い直す評論集。 -
昭和二十年八さいの日記
その少年は、「おくにのために」死ぬ覚悟だった。八歳だった佐木隆三氏が少年の心象を書き、7歳だった黒田征太郎氏が渾身の気迫で絵を描いた。リアルなHIROSHIMAとNAGASAKI。そして平和と命への希求が描かれた〈イノチの絵本〉
-
わが〈アホなる〉人生
幼い子ども二人を連れ家族でペシャワールに赴任した医師の苦闘と迷いの人生 中村哲医師 ここに来る人も含めて、バカですよ。しかし、バカもおらんと世の中面白くないしね。 小林 晃(著者) 私は夢への第一歩を踏み出してはみたものの「ペシャワール中退」になりましたが、現地の四年間で多くのものを得ることができました。帰国後の人生を振… -
子どもを大切にしない国 ニッポン
いじめや体罰、虐待・自死から 子どもたちをいかにして守るか 親・児相・施設職員・保育士・教師・医師・市町村職員 etc… 子どもの命に携わる人たちの必読書 保護者から現に虐待を受けている子どものほとんどは、死を選ぶことなく耐えているというのが実状である。 学校におけるいじめと家庭における虐待との違いは、同じような精神的・肉… -
ドキュメンタリーの現在
世界の大変動と 分断に抗し 足もとで ドキュメンタリーを つくり続ける [内容の一部] 闇に葬らせない! 白紙調書事件を追う 良心の実弾~中村哲医師の生き方に迫る~ 不寛容の時代(「やまゆり園」障害者殺傷事件他) シャッター ~報道カメラマン 空白の10年~ 水俣は問いかけ続ける 諫早湾干拓と変わりゆく干潟の海 … -
こんど、いつ会える?
他人ごとやない! ほっとかれへん! 2011年3月11日 東日本大震災 福島第一原発事故 被災した子どもたちと過ごす「保養」の活動が全国で始まった。子どもたちを受け入れ、泣き笑いを共にした、関西各地の〈おせっかいな〉人々の10年の記録である。 ―――――――――――― 一つひとつの保養キャンプを実現するため、年齢も、職業も、立場も、何も… -
絵本 筑豊一代
作兵衛さんが描いた一坑夫の生涯 炭鉱で亡くなった1万人をこえる坑夫の殉職者と 炭鉱で働いたすべての労働者の名誉と尊厳のために ユネスコ「世界の記憶」 【登録10周年記念出版】 山本作兵衛(炭坑記録画家) 私の書いたものが同じ炭坑労働者の方々に見ていただき、今は忘れられようとしている昔の炭坑のことなど思い起こしていただくとこ… -
旅にでて日々ひとを好きになる
旅にでて日々ひとを好きになる/A5判上製 356頁(内カラー16頁)/税込価格2420円 旅にでて ひとに会い 日々を 好きになり 見知らぬ 自分に出逢った 南北アメリカ大陸縦断のあと、欧州最北端からアフリカ南端・喜望峰まで、43,780キロを1,278日間で縦断。訪れた国は、ヨーロッパ36カ国、アフリカ23カ国。
-
戯曲 黒いダイヤ
福岡でテント劇衆上海素麺工場を旗揚げして45年支那海東の渾身の戯曲を刻み込む 玄海の風をテントにはらむ芝居小屋地底には巨大な子宮の如きまっくらな坑道 支那海の芝… -
ふるさとの音楽史散歩
キリシタンの時代から 昭和まで 九州・福岡の音楽史を 逍遥する 鎖国と長崎 軍楽と賛美歌 学校唱歌 映画とレコード 歌劇の芽 鑑賞組織誕生 私どもは、自分たちのふる… -
科学と詩の架橋
私たちの教育制度は文学テキストの解読ができない科学者を育て、科学的思考のいろはをも身につけていない文系の人間を育てつづけている。このような現状に鑑みて、私… -
いのちってナンボ? 平和ってナンボ?
コロナと戦争の時代に投げかける 小さな飛礫(つぶて) 本作品集は、2021年12月4日~2022年1月30日まで、福岡県の田川市美術館で開催された〈「起きる、描く、寝る。いき… -
堀本玲子作品集 いつか風にのって
絶えず揺れ動き、時に優しく時に悲しく、でも確かに存在する私の心の在り様を、一瞬画面に定着させてみたくて絵筆を取ってきました。 インスピレーションが捉えた一… -
小学生が描いた昭和の日本
1969年10月〜1970年10月あの激動の時代子供たちはなにを見ていたのか 一人の青年が北海道から沖縄まで、1年かけて120の小学校を自転車で訪ね、子供たちの絵を集めた…
-
鹿児島ことばあそびうた 3
十二年ぶりに刊行! 詩・なぞなぞ・ラップ…… 鹿児島弁のことばあそびうた第3弾 鹿児島県人も じゃなか人も さつまことばの ユニークさ ゆたかさを ご覧あ… -
ことばの遊園地 内田麟太郎詩集
詩人・内田麟太郎が表現する、少年誌集としてはたぶん、初めてのコンクリートポエトリー*コンクリートポエトリー=テキストのもつ具象性に注目して空間的・視覚的に表… -
ありがとうののんちゃん
ありがとうは こだまのように かえってきます のんちゃんは 「ありがとう」が くちぐせです。 うれしいことでも いやなことでも「ありがとう」と いうのです。な… -
やさしいきもちの おすそわけ
きびしい季節を前に 森の仲間たちにおすそわけ りすさんが あつめた 木のみを、 料理好きの くまの お兄ちゃんが、 クッキーにして 森のみんなに おすそわけ。… -
商人や旅人がはこんだ山口の昔話
語り部がいなくなった今 昔話を若い世代へ 山口には、山口で生まれた独自の昔話と、商人や旅人によって運ばれてきた話がこの地に根づき、口から口へと語り継がれてき… -
絵本 筑豊一代
作兵衛さんが描いた一坑夫の生涯 炭鉱で亡くなった1万人をこえる坑夫の殉職者と 炭鉱で働いたすべての労働者の名誉と尊厳のために ユネスコ「世界の記憶」 【登録10周…
-
世に資する 信号電材株式会社の50年
歩行者と車の安全安心を守って50年。かつて炭鉱で栄えた福岡県大牟田市その地方都市に全国50%のシェアをもつ信号機器製作の会社がある。 交通信号は誰が作っているか知… -
科学と詩の架橋
私たちの教育制度は文学テキストの解読ができない科学者を育て、科学的思考のいろはをも身につけていない文系の人間を育てつづけている。このような現状に鑑みて、私… -
〈進学校〉校長の愉しみ
「不健全な業界人」でなく「健全なる素人」をめざせ 一数学者が、不思議な縁で〈進学校〉の校長となって、若者たちと向き合い考えた。 ===============… -
あごら 雑誌でつないだフェミニズム 第三巻
一九七二年〜二〇一二年の半世紀にわたり、全国の女性の声を集め、個の問題を社会へ開いた情報誌『あごら』とその運動の軌跡。主要論文をまとめた一・二巻、『あごら』… -
あごら 雑誌でつないだフェミニズム 第二巻
一九七二年〜二〇一二年の半世紀にわたり、全国の女性の声を集め、個の問題を社会へ開いた情報誌『あごら』とその運動の軌跡。主要論文をまとめた一・二巻、『あごら』… -
あごら 雑誌でつないだフェミニズム 第一巻
一九七二年〜二〇一二年の半世紀にわたり、全国の女性の声を集め、個の問題を社会へ開いた情報誌『あごら』とその運動の軌跡。主要論文をまとめた一・二巻、『あごら』…
-
ふるさとの音楽史散歩
キリシタンの時代から 昭和まで 九州・福岡の音楽史を 逍遥する 鎖国と長崎 軍楽と賛美歌 学校唱歌 映画とレコード 歌劇の芽 鑑賞組織誕生 私どもは、自分たちのふる… -
絵本のまにまに
絵本作家・長野ヒデ子が綴るエッセイ集第二弾。 絵本、紙芝居、暮らしのあれこれ ナイショだけどヒデ子さんの体内に大ナマズがひそんでいて 時々あばれて面白い言葉を吐… -
三つの名を持つ少女
魂を揺さぶる 孤独な少女の心の旅路 世界で初めて編まれた 三毛(『サハラの歳月』の著者)の自伝的物語 本書は、台湾の作家・三毛の稀有な人生を、彼女自身が綴った… -
かこさとしの手作り紙芝居と私
紙芝居の持つゆったりした時間と 生身の声で演じる心地よさ―― 目まぐるしく変わる時代に紙芝居の持つゆったりした時間と生身の声で演じる心地よさが見直されて、い… -
虚を注ぐ
土の本源へ器の機能性や作品性の呪縛からの解放 浜田知明(版画家・彫刻家) 私が山幸の作品に感じるもの、それは天与の資質であると思うが、テクスチャアに対する繊細… -
窓の向こう
子どもと魚には 物事を決める 権利はない ポーランドの 厳格なユダヤ人家庭に 育った少年は、 な ぜ 子どもたちのために 生涯を尽くしたのか 〝子どもは未来ではなく…
-
いのちをつなぐ
身近に棲む 昆虫たちの 〈いのちの輝き〉が こころに響く 佐世保市に住む ひとりのピアニストが、 日々の暮らしの中で 出会った 昆虫たちの生態を、 繊細な絵筆で描出 … -
いのちってナンボ? 平和ってナンボ?
コロナと戦争の時代に投げかける 小さな飛礫(つぶて) 本作品集は、2021年12月4日~2022年1月30日まで、福岡県の田川市美術館で開催された〈「起きる、描く、寝る。いき… -
堀本玲子作品集 いつか風にのって
絶えず揺れ動き、時に優しく時に悲しく、でも確かに存在する私の心の在り様を、一瞬画面に定着させてみたくて絵筆を取ってきました。 インスピレーションが捉えた一… -
小学生が描いた昭和の日本
1969年10月〜1970年10月あの激動の時代子供たちはなにを見ていたのか 一人の青年が北海道から沖縄まで、1年かけて120の小学校を自転車で訪ね、子供たちの絵を集めた… -
バルカン幻影
私には旅が効く―― スケッチブックとリュックひとつで、強烈な光のなかちょっと陰りのある街を旅してきた。おんな一人の異境の旅は、大胆でスリリングな世界との出会い。… -
鉄を鍛(たた)く
暗闇の中に希望を見い出すために鉄を鍛きつづける―― 「鉄による知的発達」 1987国際鉄鋼彫刻シンポジウム – YAHATA‘87東田高炉公園 北九州市 「VOICES」 …
-
鹿児島ことばあそびうた 3
十二年ぶりに刊行! 詩・なぞなぞ・ラップ…… 鹿児島弁のことばあそびうた第3弾 鹿児島県人も じゃなか人も さつまことばの ユニークさ ゆたかさを ご覧あ… -
ことばの遊園地 内田麟太郎詩集
詩人・内田麟太郎が表現する、少年誌集としてはたぶん、初めてのコンクリートポエトリー*コンクリートポエトリー=テキストのもつ具象性に注目して空間的・視覚的に表… -
蜜蝋の花
影との対話から 存在そのものへ イラン・イラク戦争の 日常と空爆を 体験した少女が 言葉で 世界を取りもどす 自分にとって、天と地をつなぐのが、言葉であり、生の喜… -
うさぎ飼い
幻想と生理が身体で溶けあい 気体となってふるえている ひそやかに、そして奔放に変容する私とわたしそのことばが弾ける第一詩集 言葉と身体との間に齟齬がないよ… -
[完全版]石牟礼道子全詩集
詩を書いているなどといえばなにやら気恥かしい。心の生理が露わになるからだろうか。散文ではそうも思わないのが不思議である。 書いては隠し、隠しして来たよ… -
野村望東尼 姫島流刑記
筑前勤王党二十一人が自刃・斬罪に処せられた慶応元年の乙丑の獄。歌人野村望東尼も連座。糸島半島沖の姫島に流罪―― 野村望東尼は平野国臣ら勤王の志士と交流を持ち、…
-
[完全版]石牟礼道子全詩集
詩を書いているなどといえばなにやら気恥かしい。心の生理が露わになるからだろうか。散文ではそうも思わないのが不思議である。 書いては隠し、隠しして来たよ… -
井上岩夫著作集[2]小説集
兵士にとっての「戦争」を、自意識の劇の過剰のなかに描き切る。──ひとりの詩人が、現実への深い拒絶と孤絶の果てに、知の狙撃兵となって「世界」を再創造する。「『カキサウルスの鬚』を読み、私は愕然とした。揺るぎない存在感にショックを受け、青ざめた。…小綺麗になった土地や時代の、その地層の最深部から、風化することを拒む一つの意思が恐竜のように起ち上ってくる気がしたのだ。」(宮内勝典・作家) -
井上岩夫著作集[3]エッセイ他拾遺
戦後へ続く酔中夢。批評と諧謔が人間の実相を抉り出す。戦中と戦後を隔つクレバスの闇底で、人という業に対峙し、軍隊という夢魔を撃つ詩精神の実弾。「胸底の洞(うろ)に處女のごとき含羞が隠れていて、生きることは業であるということを、これほどしんしんと悟らせる人も少ない。」(石牟礼道子・作家)。全3巻完結。
-
こんど、いつ会える?
他人ごとやない! ほっとかれへん! 2011年3月11日 東日本大震災 福島第一原発事故 被災した子どもたちと過ごす「保養」の活動が全国で始まった。子どもたちを受け… -
障害をのりこえて
ひとりの青年と その継母 40年の物語 僕は幼稚園の時、はしかにかかって病院に入院していました。20日間もいしき不明だったそうです。頭のけんさもしてもらいました。こ… -
いのちき
生き難い世の中をいかに豊かに、楽しく生きるか 公務員を辞め、新規就農して平飼い養鶏をはじめた家族の楽しくも悪戦苦闘の日々――———————————–… -
だけど だいじょうぶ
三池の炭鉱社宅で育った少年が「特別支援」学校の教員になった「障害」のある子どもたちとくんずほぐれつ心を通わせていった一教員の実践と思考の軌跡――「我在り ゆえ… -
子どもたちの問題 家族の力
子どもたちは 無意識の底で「それはちがう」と ささやく――不登校非行虐待性的虐待発達障害思春期危機……子どもたちが抱えるさまざまな問題に大人と家族はどう向き合… -
〈進学校〉校長の愉しみ
「不健全な業界人」でなく「健全なる素人」をめざせ 一数学者が、不思議な縁で〈進学校〉の校長となって、若者たちと向き合い考えた。 ===============…
-
「樺太・紙の記念館」にむけて
『わが内なる樺太』(石風社)の著者が、〈樺太〉を忘却の淵に沈めぬために記した渾身の書 「自らの歴史は、自らが紡がなくては」と樺太生活者たちの記憶に働きかけ、そ… -
商人や旅人がはこんだ山口の昔話
語り部がいなくなった今 昔話を若い世代へ 山口には、山口で生まれた独自の昔話と、商人や旅人によって運ばれてきた話がこの地に根づき、口から口へと語り継がれてき… -
デューラーと共に
五百年の時を超えたオランダネーデルラントとの出会いの旅 旅することは、思考し、回想し、もうひとりの自分と出会うこと 要するに、オランダが繁栄した理由は… -
母の味
筑紫平野の東隅福岡県朝倉郡三奈木村に育った少年の記憶に残る母の味そして年中行事――若い日の母の姿煮炊きした竃の火朝早くから漂ってくるみそ汁の味が昨日のことのよ… -
黄金の駒
会津磐梯町の石仏その中の馬頭観音にまつわる大蛇と龍のふしぎなお話 ある時ひとりの若者が、大沼で大蛇に乗った美しい娘に会った。若者は、娘の頼みで備前まで旅に出る… -
波佐見焼ブランドへの道程
無名であることを 誇りとしてきた 波佐見焼江戸時代 日本中を席巻した 「くらわんか碗」の伝統が、 カジュアルで 高いクオリティとセンスをもって 現代に甦る江戸時代か…
-
旅にでて日々ひとを好きになる
旅にでて日々ひとを好きになる/A5判上製 356頁(内カラー16頁)/税込価格2420円 旅にでて ひとに会い 日々を 好きになり 見知らぬ 自分に出逢った 南北アメリカ大陸縦断のあと、欧州最北端からアフリカ南端・喜望峰まで、43,780キロを1,278日間で縦断。訪れた国は、ヨーロッパ36カ国、アフリカ23カ国。 -
笑うツーリズム
モノづくり産業とクラフトツーリズムの融合で進化する波佐見の現状と未来 日本では新型コロナウイルス感染症が拡大する2020年2月ごろまで、消費者である日本人観光客… -
ハバナとジャカランダと
ジャカランダの花の色に誘われて、ラテンアメリカへの一人旅を敢行。メキシコ・キューバ・アルゼンチン・ウルグアイを巡れば、貧しくとも心豊かで底抜けに陽気な人たち… -
小泉武夫のチュルチュルピュルピュル九州舌の旅
「旅に出たら、その土地の美味しいものを食べること。それが心への土産なのである」老舗から鄙の宿まで 九州・釜山の各地の味を フルカラーで紹介 「はじめに」より 「… -
北欧やすらぎ散歩
人びとが満ち足りて暮す国デンマークに、雑貨の仕入れで6年通った著者が描く、街の見どころ、かわいいもの、素朴な暮らし。「いま、誰もがなんとなく、でも確かに感じている〝一番大切な何か〟にきっと気付く」(山村光春氏・BOOKLUCK/ブックディレクター) *オールカラー/イラスト満載! -
世間遺産放浪記 俗世間篇
それは、暮らしと風土が生んだ庶民の遺産。建築家なしの名土木から、職人の手技が生んだ造作意匠、無意識過剰な迷建築まで、心に沁みる306遺産をオールカラーで紹介する第2弾。
-
わが〈アホなる〉人生
幼い子ども二人を連れ家族でペシャワールに赴任した医師の苦闘と迷いの人生 中村哲医師 ここに来る人も含めて、バカですよ。しかし、バカもおらんと世の中面白くないし… -
デフォルメ鏡
認知症者の中に自分を発見する――私は一介の臨床家として認知症者や共に生きる人々の触媒のような存在でありたい 認知症に対しては、科学的・医学的に究明する立場と、… -
誰にも尋(き)けないおしりの難病
お尻の病気を診つづけた医師が お尻と腰に重複して起こる症候群=難病に対して 画期的治療法を提示 どこに行っても病気も原因も不明と言われてきた3つの病気、N… -
博多に生きた藩医
日本で初めての翻訳解剖書を一子相伝で伝える博多医家の四百年 -
フィリピンの小さな産院から
フィリピンの最貧困地域にクリニックを開いて13年。伝統的風習と近代化のはざまで悪戦苦闘しつつのてんやわんやの日々の記録。丸裸の人間が見え、本当の豊かさと、「本当に母子にとって良いお産とは」を問う、泣き笑いの奮闘記。 -
医者は現場でどう考えるか
間違える医者と間違えない医者は、どこが異なるのか? いかにして医療現場でのエラーを回避するかという問題を考えるために、実例をあげ、医師の思考方法について探索する刺激に満ちたルポルタージュ。
-
サハラの歳月
台湾・中国で一千万部を超え、数億の読者を熱狂させた、破天荒・感涙のサハラ生活記完訳!! 2019年秋、ニューヨーク・タイムズ誌絶賛!https://booksfromtaiwan.tw/books… -
野村望東尼 姫島流刑記
筑前勤王党二十一人が自刃・斬罪に処せられた慶応元年の乙丑の獄。歌人野村望東尼も連座。糸島半島沖の姫島に流罪―― 野村望東尼は平野国臣ら勤王の志士と交流を持ち、… -
だけど だいじょうぶ
三池の炭鉱社宅で育った少年が「特別支援」学校の教員になった「障害」のある子どもたちとくんずほぐれつ心を通わせていった一教員の実践と思考の軌跡――「我在り ゆえ… -
地球を翔た異風者
佐賀にひとり桁はずれの漢がいた日本人としての矜持を胸に、常識に抗いつつ、その目をアジアにむけ続けた、五十七年の破天荒な生涯 アジアシンポジウムで、武夫は… -
原三信と日本最古の翻訳解剖書
杉田玄白の『解体新書』に先立つこと87年――日本最古の翻訳解剖書があった1686年、筑前藩医・六代原三信が長崎・出島にて蘭方外科医の免状を受けた。その翌年、ヨハン・… -
三池炭鉱 宮原社宅の少年
三池争議の吹き荒れた昭和三〇年代の大牟田炭鉱社宅での日々を遊び盛りの少年の眼を通して生き生きと描く 「やめとったが、よかっじゃなか」「大丈夫。してみるたい」と…
-
三島事件その心的基層
三島事件から五十年その深層を読み解く 徴兵検査第二乙種合格二十歳の平岡公威=三島は、兵庫で入隊検査を受ける。風邪気味だった三島を若き軍医は肺湿潤と誤診。三… -
サハラの歳月
台湾・中国で一千万部を超え、数億の読者を熱狂させた、破天荒・感涙のサハラ生活記完訳!! 2019年秋、ニューヨーク・タイムズ誌絶賛!https://booksfromtaiwan.tw/books… -
馬毛島異聞
鉄砲伝来の島・種子島の西方12キロに浮かび野生鹿群れる小さな島の歴史物語。お家騒動から島の開拓・開発、そして実らぬ恋まで──。種子島家の支配のもとにあった島の歴… -
石心
伝説の名勝負がいま甦る!囲碁界のマエストロ・大竹英雄がその半生を語る。 -
フィリピンの小さな産院から
フィリピンの最貧困地域にクリニックを開いて13年。伝統的風習と近代化のはざまで悪戦苦闘しつつのてんやわんやの日々の記録。丸裸の人間が見え、本当の豊かさと、「本当に母子にとって良いお産とは」を問う、泣き笑いの奮闘記。 -
世間遺産放浪記 俗世間篇
それは、暮らしと風土が生んだ庶民の遺産。建築家なしの名土木から、職人の手技が生んだ造作意匠、無意識過剰な迷建築まで、心に沁みる306遺産をオールカラーで紹介する第2弾。
-
商人や旅人がはこんだ山口の昔話
語り部がいなくなった今 昔話を若い世代へ 山口には、山口で生まれた独自の昔話と、商人や旅人によって運ばれてきた話がこの地に根づき、口から口へと語り継がれてき… -
世間遺産放浪記 俗世間篇
それは、暮らしと風土が生んだ庶民の遺産。建築家なしの名土木から、職人の手技が生んだ造作意匠、無意識過剰な迷建築まで、心に沁みる306遺産をオールカラーで紹介する第2弾。 -
福岡城天守を復原する
築城の名手・黒田如水とその子長政。新発見の文書や『九州諸城図』をはじめ注目史料を読み解きながら、天守はなかったとされてきた福岡城の実像と天守破却の謎に迫る。──見えてきた大天守の実像。 -
世間遺産放浪記
働き者の産業建築から、小屋、屋根、壁、近代建築、職人、奇祭、無意識過剰な迷建築まで、庶民の手と風土が生んだ「実用の美」の風景。沸騰する遺産ブームの中で、見過ごされてきたもうひとつのヘリテイジ(=遺産)を日本全国津々浦々に追った旅の記録。痛快無比、心に沁みるオールカラー247葉300ページ! (●荒俣宏氏(「サンデー毎日」7/27)、藤森照信氏(「毎日新聞」5/13)、松村洋氏(「読売ウィークリー」6/17)、飯田辰彦氏(「公明新聞」6/5)ほか各氏絶讃紹介!) -
穴が開いちゃったりして
深く、自由に生きるために、世界の表皮を裏返し、全身全霊で世紀末を駆け抜けたカルトの怪人・隅田川乱一。「JAM」をはじめとするさまざまな雑誌に遺した、プロレス・ドラッグ・パンク・イスラム・神秘学にまつわるディープな知力が甦る。 -
理想は高く輝きて
小倉高校創立100周年記念出版。経済から文化・芸能・スポーツまで、各界を担う多彩な人材を輩出しつづける名門・小倉高校。現役OB・OGの51人が、それぞれの青春の原点となった〈倉高〉の日々を振り返ったインタビュー集。
-
商人や旅人がはこんだ山口の昔話
語り部がいなくなった今 昔話を若い世代へ 山口には、山口で生まれた独自の昔話と、商人や旅人によって運ばれてきた話がこの地に根づき、口から口へと語り継がれてき… -
海にねむる龍
大蛇山祭りの大蛇はいったいどこから来たのだろうか……。物語の宇宙と子供たちの創造力・想像力がひとつになった。有明海と大牟田の町がダイナミックな活力を秘めた「ふるさと」として甦る。 -
わくわくどきどき Ⅲ
「ねえ、おはなしよんで」。子どもたちのわくわくどきどきの夢をそだてたい、とまどかぴあ図書館に全国から届いた作品の受賞作品集第3弾。 -
わくわくどきどき Ⅱ
「ねえ、おはなしよんで」。子どもたちのわくわくどきどきの夢をそだてたい、とまどかぴあ図書館に全国から届いた作品の受賞作品集第2弾。 -
わくわくどきどき Ⅰ
「ねえ、おはなしよんで」。子どもたちのわくわくどきどきの夢をそだてたい、とまどかぴあ図書館に全国から届いた作品の受賞作品集第一弾。 -
電撃黒潮隊 挑戦篇
テレビマンたちの心意気。テレビでは描けなかった舞台裏や主人公たちのその後を追って、ディレクターは今日も走る。ドキュメンタリーは生き物だ! 不況に揉まれ締め切りに追われ視聴率に涙をのみながら、現在を撃ち抜くテレビ屋たちの熱い思い第2弾。
-
窓の向こう
子どもと魚には 物事を決める 権利はない ポーランドの 厳格なユダヤ人家庭に 育った少年は、 な ぜ 子どもたちのために 生涯を尽くしたのか 〝子どもは未来ではなく… -
写真でたどる福岡県の戦後75年
記者と市民が撮った231点の写真で綴る福岡県の戦後 空襲・敗戦・進駐軍・引揚・炭鉱・産業・公害・災害・事件・お祭り・スポーツ・新型コロナ―― 「本書に掲載… -
原三信と日本最古の翻訳解剖書
杉田玄白の『解体新書』に先立つこと87年――日本最古の翻訳解剖書があった1686年、筑前藩医・六代原三信が長崎・出島にて蘭方外科医の免状を受けた。その翌年、ヨハン・… -
アウシュヴィッツのコーヒー
ドイツという怪物をコーヒーで読み解く 「アウシュヴィッツなしにはヨーロッパ人がアフリカ人にしたことは、決して理解できなかっただろう」 (アルフレッド・メト… -
死者のために
十五歳で阿蘇の山村を出たひとりの少年が 満州・シベリアでの過酷な体験を経て 一個の画家となった 私の少年のときのもうひとつの夢、 絵を描くということは、 染みつい… -
博多に生きた藩医
日本で初めての翻訳解剖書を一子相伝で伝える博多医家の四百年
-
地球を翔た異風者
佐賀にひとり桁はずれの漢がいた日本人としての矜持を胸に、常識に抗いつつ、その目をアジアにむけ続けた、五十七年の破天荒な生涯 アジアシンポジウムで、武夫は… -
モンタルバン
フィリピンの戦場で死にそびれた男の執念と、その戦場で幼くして父を失った青年の思念が、戦後補償問題の潜むマニラ・モンタルバンを舞台に交錯する……。 -
フィリピンの小さな産院から
フィリピンの最貧困地域にクリニックを開いて13年。伝統的風習と近代化のはざまで悪戦苦闘しつつのてんやわんやの日々の記録。丸裸の人間が見え、本当の豊かさと、「本当に母子にとって良いお産とは」を問う、泣き笑いの奮闘記。 -
ペンと兵隊
北九州・若松の沖仲仕頭領・玉井金五郎の長男として生を受け、文学を志し上京。帰郷後、労働者の組合運動に身を投じ、芥川賞受賞の「糞尿譚」や従軍小説「麦と兵隊」などで一躍、国民作家の地位を確立するも、戦後、連合軍により公職追放――。激動の時代とともに葛藤しつつ揺れ動いた文学者たちが背負った思想的課題を、葦平作品に内在する振幅の中から問い直す評論集。 -
三池炭鉱「月の記憶」
三井三池炭鉱の108年の歴史。囚人労働に始まった炭鉱は、与論の人びとがその一端を担った。仕事を制限され、賃金は差別され、炭住は隔てられ……それでも彼らは懸命に働き、泣き、笑い、踊り、強靭に生き抜いた。そして中国人、朝鮮から連れてこられた人、炭塵爆発、三池労組。過酷な労働と差別によって成し遂げられた三池炭鉱を「影」の記憶をそして生き抜いた人びとの強さを追い求めた珠玉のノンフィクション。 -
世間遺産放浪記
働き者の産業建築から、小屋、屋根、壁、近代建築、職人、奇祭、無意識過剰な迷建築まで、庶民の手と風土が生んだ「実用の美」の風景。沸騰する遺産ブームの中で、見過ごされてきたもうひとつのヘリテイジ(=遺産)を日本全国津々浦々に追った旅の記録。痛快無比、心に沁みるオールカラー247葉300ページ! (●荒俣宏氏(「サンデー毎日」7/27)、藤森照信氏(「毎日新聞」5/13)、松村洋氏(「読売ウィークリー」6/17)、飯田辰彦氏(「公明新聞」6/5)ほか各氏絶讃紹介!)
-
わが〈アホなる〉人生
幼い子ども二人を連れ家族でペシャワールに赴任した医師の苦闘と迷いの人生 中村哲医師 ここに来る人も含めて、バカですよ。しかし、バカもおらんと世の中面白くないし… -
丸腰のボランティア
異文化の中で、病院をつくり井戸を掘り、畑を耕し用水路を建設する。中村医師とともに汗を流す日本人ワーカーたちが綴る、パキスタン、アフガニスタンからの現場からの報告。──国境や国家の越え方にもいろいろある。グローバリズムに抗して…… -
アフガン農業支援奮闘記
「アフガニスタンに自給用の農作物を」。異なる文化、過酷な風土の中で悪戦苦闘しつつ積み重ねられた農業支援六年余りの克明な記録。小麦・米・トウモロコシ・アルファルファ・ソルゴー・さつまいも・茶・ぶどう・蕎麦など、失敗の数々といくつかの成功。その試行錯誤を克明に記すことで、次世代へと繋ぐ報告集。 -
ドクターサーブ
パキスタン・アフガニスタンでドクターサーブ(先生さま)と呼ばれる男がいる。1984年から医療活動を始め、現在数百の現地ワーカーを率い、年間患者数20万の診療体制を築いた日本人医師の15年を活写。──真実を、その善性を、中村は言葉で語らない。ただ、実行するだけである。(本文より) -
ダラエヌールの子供たち
アフガニスタンのダラエヌール渓谷、その小さな村で青年はくらしていた。長い戦乱と、終わりのない旱魃。村人は黙々と畑を耕し、子供たちは微笑を失わなかった。──青年は、農作業の傍ら、村人と子供たちの写真を撮り続けた。──それは、沈黙する大地の啓示のように遺された。 -
伏流の思考
一編集者が、ひょんなことからNGOの責任者になって、考え続けた思考の軌跡。……人間の欲望が幻影となって、人間の存在を呪縛する世界に身を置きながら、アフガニスタンに関わり続けて二十数年。
-
デフォルメ鏡
認知症者の中に自分を発見する――私は一介の臨床家として認知症者や共に生きる人々の触媒のような存在でありたい 認知症に対しては、科学的・医学的に究明する立場と、… -
原三信と日本最古の翻訳解剖書
杉田玄白の『解体新書』に先立つこと87年――日本最古の翻訳解剖書があった1686年、筑前藩医・六代原三信が長崎・出島にて蘭方外科医の免状を受けた。その翌年、ヨハン・… -
誰にも尋(き)けないおしりの難病
お尻の病気を診つづけた医師が お尻と腰に重複して起こる症候群=難病に対して 画期的治療法を提示 どこに行っても病気も原因も不明と言われてきた3つの病気、N… -
終わらない被災の時間
見えない放射能と情報不安の中で、 幼い子どもを持つ母親のストレスは 行き場のない怒りとなって、ふるえている 本書は、避難区域に隣接する福島県中通り九市町村… -
フィリピンの小さな産院から
フィリピンの最貧困地域にクリニックを開いて13年。伝統的風習と近代化のはざまで悪戦苦闘しつつのてんやわんやの日々の記録。丸裸の人間が見え、本当の豊かさと、「本当に母子にとって良いお産とは」を問う、泣き笑いの奮闘記。 -
医者は現場でどう考えるか
間違える医者と間違えない医者は、どこが異なるのか? いかにして医療現場でのエラーを回避するかという問題を考えるために、実例をあげ、医師の思考方法について探索する刺激に満ちたルポルタージュ。
-
20世紀の記憶
ペンと兵隊
北九州・若松の沖仲仕頭領・玉井金五郎の長男として生を受け、文学を志し上京。帰郷後、労働者の組合運動に身を投じ、芥川賞受賞の「糞尿譚」や従軍小説「麦と兵隊」などで一躍、国民作家の地位を確立するも、戦後、連合軍により公職追放――。激動の時代とともに葛藤しつつ揺れ動いた文学者たちが背負った思想的課題を、葦平作品に内在する振幅の中から問い直す評論集。 -
戦記
越南ルート
華北からインドシナ半島まで四千キロを行軍した冬部隊一兵卒の、戦中戦後を巡る自伝的小説。──戦争を生きた人間の思念が深く静かに鳴り響く。戦争文学の知られざる傑作。 -
20世紀の記憶
昭和二十年八さいの日記
その少年は、「おくにのために」死ぬ覚悟だった。八歳だった佐木隆三氏が少年の心象を書き、7歳だった黒田征太郎氏が渾身の気迫で絵を描いた。リアルなHIROSHIMAとNAGASAKI。そして平和と命への希求が描かれた〈イノチの絵本〉 -
20世紀の記憶
絵を描く俘虜
十五歳で満蒙開拓青少年義勇軍に志願、十七歳で関東軍に志願、敗戦でシベリア抑留。二十二歳で帰国。土工をしつつ画家を志す。──満洲シベリア体験を核に魂の深奥を折々に綴った一画家の軌跡。 -
20世紀の記憶
白いなす
そのころ、日本は世界の国々と戦争をしていました。海峡の町にくらす少女の家族から、戦争はかけがえのないものを奪いさった。少女の父も兄たちも二度ともどらなかった。戦争と平和を考える絵本。 -
20世紀の記憶
北京籠城日記
明治三十三年、義和団の乱。清国兵・義和団五万の包囲のなか、柴五郎中佐のもと前線で防衛指揮した一大尉の日記。前線指揮官の克明な証言。
-
石心
伝説の名勝負がいま甦る!囲碁界のマエストロ・大竹英雄がその半生を語る。 -
La Cuisine Familiale Japonaise 日本の家庭料理(仏語版)
在庫僅少。一般的な日本の家庭料理のレシピがフランス語に。フランスへのお土産やフランス人プレゼントに最適な一冊。 -
輝くサードエイジへ
定年後のさまざまな選択肢を解りやすく説明、手元にも残しておける書き込み式。健康、経済、生きがいの面から身辺を見直す人生設計ノート。これからの充実した人生の具体的な指南書としても。 -
逆転バカ社長
今をときめく元気社長24人! 大逆転の人生録。学歴も肩書きも問答無用。経営ツンドラの時代を生き破るすべてのヒントがここにある。天職、失業、落第、貧乏……は成功(サバイバル)の条件だった! -
わたしにあてたはがき絵
季節のうつろいから食卓の彩り、四季のたより、そして愛する家族へ。ガンを克服した作者が、何気ない日常生活の一コマを、生かされることへの感謝を込めて描いた、はがきの数々。 -
理想は高く輝きて
小倉高校創立100周年記念出版。経済から文化・芸能・スポーツまで、各界を担う多彩な人材を輩出しつづける名門・小倉高校。現役OB・OGの51人が、それぞれの青春の原点となった〈倉高〉の日々を振り返ったインタビュー集。
-
世間遺産放浪記 俗世間篇
それは、暮らしと風土が生んだ庶民の遺産。建築家なしの名土木から、職人の手技が生んだ造作意匠、無意識過剰な迷建築まで、心に沁みる306遺産をオールカラーで紹介する第2弾。 -
世間遺産放浪記
働き者の産業建築から、小屋、屋根、壁、近代建築、職人、奇祭、無意識過剰な迷建築まで、庶民の手と風土が生んだ「実用の美」の風景。沸騰する遺産ブームの中で、見過ごされてきたもうひとつのヘリテイジ(=遺産)を日本全国津々浦々に追った旅の記録。痛快無比、心に沁みるオールカラー247葉300ページ! (●荒俣宏氏(「サンデー毎日」7/27)、藤森照信氏(「毎日新聞」5/13)、松村洋氏(「読売ウィークリー」6/17)、飯田辰彦氏(「公明新聞」6/5)ほか各氏絶讃紹介!) -
左官礼讃 Ⅱ
私達は戦後、眼に見える〈物〉を大切にするばかり、それらの〈物〉を生みだす眼にみえない過程(プロセス)をないがしろにすることで、成果や結果だけを求める拝物主義、拝金主義に陥ってしまった。職人の技術は、眼にみえないプロセスであり、身体とともにある眼にみえないフォルム(形)である。……(本文より) 懐かしい風景と、未来の風景のため。 〈泥の壁は美しい夢を見る──〉 -
左官礼讃
専門誌「左官教室」の編集長が綴る土壁と職人技へのオマージュ。左官という仕事への愛着と誇り、土と水と風が織りなす土壁の美しさとともに、打ちっ放しコンクリートに代表される殺伐たる現代文明への批判、そして潤いの文明へ向けての深い洞察を綴る -
藁塚放浪記
北は津軽の「ニオハセ」から宮城の「ホンニョ」飛騨の「ワラニゴ」宇和の「ワラグロ」出雲の「ヨズクハデ」、南は薩摩の「ワラコヅン」、はては韓国、アフガンまで、秋のたんぼをかけめぐり、藁積みの百変化を追った30年の旅の記録。 藁塚(わらづか)=稲刈りを終え、乾燥させた稲束を脱穀したあと(または脱穀の前に)、藁を積み上げられたもの。 -
鏝絵放浪記
鏝絵(こてえ)という職人技に魅せられた一人の写真家が、故郷大分を振り出しに日本全国を駆け巡り、中国・アフリカまで歩き続けた、25年の旅の記録。(鏝絵=左官職人が鏝を使い、漆喰をレリーフ状に盛り上げ、民家の戸袋や壁、土蔵を塗り出したもの)
-
水の話
いのちは全てつながっている──。水は宇宙からやってきた。そして地球上の全ての生命は水から生まれた。地球という小さな星がもっとハッピーな星になるよう……。「地球を吹く」トランぺッター近藤等則と黒田征太郎のコラボ絵本 -
世間遺産放浪記 俗世間篇
それは、暮らしと風土が生んだ庶民の遺産。建築家なしの名土木から、職人の手技が生んだ造作意匠、無意識過剰な迷建築まで、心に沁みる306遺産をオールカラーで紹介する第2弾。 -
丸腰のボランティア
異文化の中で、病院をつくり井戸を掘り、畑を耕し用水路を建設する。中村医師とともに汗を流す日本人ワーカーたちが綴る、パキスタン、アフガニスタンからの現場からの報告。──国境や国家の越え方にもいろいろある。グローバリズムに抗して…… -
アフガン農業支援奮闘記
「アフガニスタンに自給用の農作物を」。異なる文化、過酷な風土の中で悪戦苦闘しつつ積み重ねられた農業支援六年余りの克明な記録。小麦・米・トウモロコシ・アルファルファ・ソルゴー・さつまいも・茶・ぶどう・蕎麦など、失敗の数々といくつかの成功。その試行錯誤を克明に記すことで、次世代へと繋ぐ報告集。 -
HIGAN
泥が乾き、風が吹き、鳥が騒ぐ──。普賢岳を対岸に見る埋立地。そこで展開された生と死のアンビバレントな世界に息をのみ、魅せられ、撮り続けた黙示録的風景。(解説・浜田知明)。木村伊兵衛写真賞候補作。 -
阿蘇グリーンストック
ポスト・バブルの生活──高度消費文明の果てに農と生命が危機に瀕している。無農薬や有機農法の作物を、エゴイスティックに求める時代も終わった。生産者と消費者の対立を超えて、共に新しい生活価値を生み出そうとする試みがはじまろうとしている。【立松和平氏推薦】「昔も今も大切なのは、命の源を失わないことです。命の源とは、水であり、水を生む緑であります。当たり前のことを改めていわねばならないのが、私たちの時代なのではないでしょうか。心ある人たちがこうして集まってきたのが、心強いことです。」
-
サハラの歳月
台湾・中国で一千万部を超え、数億の読者を熱狂させた、破天荒・感涙のサハラ生活記完訳!! 2019年秋、ニューヨーク・タイムズ誌絶賛!https://booksfromtaiwan.tw/books… -
La Cuisine Familiale Japonaise 日本の家庭料理(仏語版)
在庫僅少。一般的な日本の家庭料理のレシピがフランス語に。フランスへのお土産やフランス人プレゼントに最適な一冊。 -
アメリカでお墓について考えた
子連れ留学で体験した肌ざわりのアメリカを、軽快なフットワークで描く快エッセイ。 -
アメリカで英語について考えた
これは英語の本ではない(でも勉強にはなる)。アメリカ人と日本人にとってちょっと考えてみた本デアル。ミヤチ教授の日米英語摩擦エッセイ。……この本を読んだら、あなたはナイーブという言葉が使えなくなる?! -
おばさんシングルズが行く
人生、遊びが最も大切でございます。教育・政治・結婚・老後……。「ずいぶん良くなってきましたけれど、ニッポンにはおかしなコトがまだたくさんゴザイマスヨ」と、ミヤチ教授は今日も快気炎!
-
天を織る風
中世イスラム世界に迷い込んだ医学生・朝海。そして戦乱の小国の跡継・ユヌス。二人を操る美しくも哀しい運命──。時空を超え、宗教を超えて結実する「愛」と「信仰」のファンタジーアジアと向き合う -
餃子ロード
北緯30度線から40度線の大陸を東西に旅すると、いつも餃子があった。三十年にわたりアジアを彷徨し続ける異能の画家が記す魂の餃子路。 五木寛之氏絶賛! 「舌触りや、熱さや、辛さがある。北方の土俗の靭(つよ)さがある」アジアと向き合う -
神・泥・人
移動民の血に魅かれつつ、二十年以上にわたりイスラム世界をさまよいつづける著者が、アフガニスタンの人々との深い関わりのなかで、自らの魂の古層を問い返す。──移動民の血・イスラムの風アジアと向き合う -
アジア回廊
満洲──アフガニスタン。茫茫たる中国大陸に生きる中国民衆の強靭な生を畏れとともに描いた巳八郎。深々としたアフガンの人と風土に魅入られ、その深奥を描かんと彷徨する大策。強烈な個性をもつ画家父子によるアジア回廊巡り。20世紀の記憶 -
シャリマール
イスラム教徒でもある著者による、美しいイスラムの愛の物語集。玲瓏たる月の光の下、禁欲と官能と聖性、そして生と死の深い哀しみにあふれる世界が繰り広げられる。それは墜落感にも似た、未知の快楽へと読み手を誘う。アジアと向き合う -
生命の風物語
苛烈なアフガニスタンの大地に生きる人々、生と死、神と人が灼熱に融和する世界を描き切る神話的短編小説集。「読者はこの短編小説集に興奮する私をわかってくれるだろうか」(中上健次氏)アジアと向き合う -
聖愚者の物語
最も神に近い人々──愚かさと高貴に満ち、剛毅で嘘つきで裏切り、信じ、戦い、命で贖う……アフガンよ、正邪善悪、ここには全てがある。灼熱の大地に流離う男・女・老人・子供・難民・職人・族長…魂揺さぶる47篇の掌篇小説集アジアと向き合う
更新情報
連載
コラム