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アウシュヴィッツのコーヒー
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アウシュヴィッツのコーヒー

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アウシュヴィッツのコーヒー
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ドイツという怪物をコーヒーで読み解く   「アウシュヴィッツなしにはヨーロッパ人がアフリカ人にしたことは、決して理解できなかっただろう」 (アルフレッド・メトロー)    戦争が総力戦の段階に入った歴 …

  • 四六判上製 282頁
  • 978-4-88344-269-0
  • 定価:本体価格2500円+税
  • 2016/10/10発行
みつあみ道_カバー_web用
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アウスラさんのみつあみ道
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アウスラさんのみつあみ道

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アウスラさんのみつあみ道
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おだやかな大地を ある日、おおきな嵐が襲い 鳥も鹿も逃げまどい 子グマのユルギスは 空に飛ばされてしまいます こわれた世界を みつあみで よみがえらせる 祈りの物語

  • A4判上製カラー 32頁
  • ISBN978-4-88344-252-2
  • 定価:本体価格1500円+税
  • 2015/04/20発行
あかるい 黄粉餅 内田 麟太郎 石風社 詩集 エロ テロ ナンセンス 暮尾淳
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あかるい黄粉餅
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あかるい黄粉餅

知る人ゾ知る 麟太郎ワールド


エロ・テロ・ナンセンス……知る人ゾ知る、麟太郎ワールドのエロティックで過激な自由な詩集。解説・暮尾淳

書評

おおらかに性の喜び歌う

小林清人
読売新聞文化部

 内田麟太郎さんの新詩集『あかるい黄粉餅』は話題を呼びそうだ。過激なまでに率直な性の表現が、本当にあかるい。これほどあけすけに、おおらかに性の喜びを歌った詩はかつてなかったのではないか。
 性は「きもちいい」ことであり、そのリズムは「うっくん うっくん」なのである(「黄粉餅」)。だから、「おわってもなかよしで。おわってもずーっといっしょにねてて。おわってもずっとはなしてて。おわってもまたなかよしはじめ」るのだし、「美代ちゃんのぬくもりと。ぼくのぬくもりと。行ったり来たりして。行きっこするごとになかよしになって。なかよしになりすぎて。美代ちゃんが死んだら、ぼくは泣くみたいになって」くるのだ(「美代ちゃん」)。
 一九四一年、福岡県大牟田市生まれ。東京在住。日本絵本大賞を受賞した絵本作家でもある。詩の内容から推測すれば、不幸な少年の日があり、若いころには左翼運動の体験もあったらしい。
 ロシア文学者内村剛介さんがシベリア抑留体験をつづった著書の中で「地球が、そして宇宙が人間のものであるとするなら、その宇宙を支えているものは性だ」と書いていた。「すべてあり得る。すべて起こりうる。そして拠るべきものは何もない」と、究極のニヒリズムを感じさせるような言葉を記した同じ本の中でのことだったので、とりわけ印象深く心に残っている。
 現代の貧血した世界を救うのも、性なのかもしれない。この詩に歌われたような性のぬくもりがある限り人間は生き延びられる。「死ぬなんて、もったいない」。そんな気持ちにさせてくれる詩集である。

  • A5判上製101頁
  • 4-88344-018-4
  • 定価:本体価格2000円+税
  • 1996/11/03発行
詩集 あかるい天気予報

98年度日本詩人クラブ新人賞受賞。──死者の健康のために──。「日常生活の中で樋口さんは詩人なのであり、それだから詩人くさくないのである」(阿部謹也氏)

  • 96頁 A5半変形上製
  • 定価:本体価格2000円+税
  • 1998/09/17発行
秋の川 河津武俊 石風社 小説 九州 日田 日田文学 文学界 山里 三毛猫とシャクナゲ 鳥の宿
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秋の川
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秋の川

九州の山里を舞台に描かれる秀麗な小説集。「秋の川」山奥の温泉旅館の女主人三代の哀歓を描く。「山里」老いた父母を引き取っての十年の悲喜交々。ほか。

書評

山里に舞い散る一葉の人生

佐藤倫

 山里で暮らすその親娘(おやこ)に出会ったのは三十年ほど前。河津さんが大分県日田市に内科医院を開業したばかりのころだった。車で往診に通い、言葉を交わすうちに短編「山里」の物語は立ち上がっていった。
 兄の急死に伴い、父と継母を山里の嫁ぎ先に引き取ることになった娘の回顧談が続く。ページをめくっていると、しおりのように現われるのが銀杏(いちょう)の風景。父は〈まるで金色堂のようだ。ここはまさに旅に疲れた旅人が、旅衣(たびごろも)を解く所だね〉〈銀杏は山里の晴れ着だね〉と、老いを重ね、娘夫婦に看取られる。
「高度成長期が終わり、山里は人口流出が進んでいた。往診すると、多くのお年寄りは薄暗い奥の部屋で独り伏せっていたが、あの老夫婦はすがすがしく生きていた」。遺族の了解を得て、山里に舞い散った一葉の人生を小説にまとめた。
 河津さんの父母は戦後しばらく、杖立温泉(熊本県)で保養所を営んでいた。そうした幼少、思春の記憶から、旅館を舞台にした女三代の物語へと熟成させたのが表題作「秋の川」。
〈美しく染まっていく紅葉は、退化現象ではない。(中略)散る間際に特別のホルモンを出して、自らの最期を意識的に美しく演出しているのだと〉。川霧が晴れ、モミジの落ち葉が燃えるように広がる川面の描写など、秋の盛りに人生の哀歓と躍動を映し出す。
「小説にあくがない、と批評されることがある。しかし、私にはこれしか書けない。努力して生きる普通の人生が一番美しく、描くことも難しい」
 八月初め、妻真佐子さんが急逝した。お盆を前に自転車で買い出しに行き、自宅に戻ってから容体が急変した。遺影にはカラオケマイクを握った笑顔を選んだ。連作集には、父から受け継いだ持ち山の再生をめぐり、自らの家族の風景を投影した近作「間伐」も収められている。
 自宅近くに購入した里山を三年前に公園化。地元の人々と植えたモミジ、ツツジ、サクラなど二百本が育っている。それは真佐子さんの夢でもあり、夫婦で連れ立ってよく散歩した。いつの日か、そんな風景も小説としてつづられるのだろう。六十七歳。

  • 303頁 四六判上製
  • 4-88344-137-7
  • 定価:本体価格1500円+税
  • 2006/08/10発行
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あごら 雑誌でつないだフェミニズム 第一巻
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あごら 雑誌でつないだフェミニズム 第一巻

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あごら 雑誌でつないだフェミニズム 第一巻
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一九七二年〜二〇一二年の半世紀にわたり、全国の女性の声を集め、個の問題を社会へ開いた情報誌『あごら』とその運動の軌跡。主要論文をまとめた一・二巻、『あごら』の活動を総括した三巻の三部構成   編集にあたり、全号 …

  • A5判上製335頁
  • 978-4-88344-266-9
  • 定価:本体価格2500円+税
  • 2016/12/01発行
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あごら 雑誌でつないだフェミニズム 第三巻
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あごら 雑誌でつないだフェミニズム 第三巻

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あごら 雑誌でつないだフェミニズム 第三巻
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一九七二年〜二〇一二年の半世紀にわたり、全国の女性の声を集め、個の問題を社会へ開いた情報誌『あごら』とその運動の軌跡。主要論文をまとめた一・二巻、『あごら』の活動を総括した三巻の三部構成   編集にあたり、全号 …

  • A5判上製374頁
  • 978-4-88344-268-3
  • 定価:本体価格2500円+税
  • 2016/12/01発行
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あごら 雑誌でつないだフェミニズム 第二巻
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あごら 雑誌でつないだフェミニズム 第二巻

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あごら 雑誌でつないだフェミニズム 第二巻
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一九七二年〜二〇一二年の半世紀にわたり、全国の女性の声を集め、個の問題を社会へ開いた情報誌『あごら』とその運動の軌跡。主要論文をまとめた一・二巻、『あごら』の活動を総括した三巻の三部構成   編集にあたり、全号 …

  • A5判上製355頁
  • 978-4-88344-267-6
  • 定価:本体価格2500円+税
  • 2016/12/01発行
アジア回廊 甲斐大策 甲斐巳八郎 満洲 アフガニスタン アフガン 石風社 中国 絵画 水墨画
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アジア回廊
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アジア回廊

満洲──アフガニスタン。茫茫たる中国大陸に生きる中国民衆の強靭な生を畏れとともに描いた巳八郎。深々としたアフガンの人と風土に魅入られ、その深奥を描かんと彷徨する大策。強烈な個性をもつ画家父子によるアジア回廊巡り。

書評

アフガンに見る人間の魂

小林清人
読売新聞文化部

〈パシュトゥンってどんな人たちだ?
「おれがパシュトゥンじゃないか。つまりアフガンだ。あんたはよく知ってるじゃないか」〉
 福岡市の石風社から出た「アジア回廊」は、父は戦前の中国を、息子は戦後のアフガニスタンを中心にアジア大陸を放浪した九州出身のともに絵かきの親子がこれまでに新聞や雑誌などに発表した文章を集めている。約250ページのほぼ前半分が息子の大策氏に、後半分が父巳八郎氏に充てられ、二人の絵画作品の図版も豊富だ。
 冒頭に引用した部分は大策氏とアフガンの〈兄弟〉ハジとのやりとりだが、「おれがアフガンだ」というきっぱりとした答え方が新鮮に感じられる。このように明快に確固とした自己確認のできる日本人は少ないのではないか。「殺すか兄弟になるか」の選択を迫られるのが、「血を支払い合う中で人間の心を知ってきた」アフガンの人々の人間関係だという。人々の魂は単純で、深い。
「毎年十万人失っても、今百二十万人戦える者がいるから十年はもつだろう。その間に子供達が育って、新たな百二十万人が出てくるよ」
アフガン戦争下でのこの長老の言葉にも圧倒される。人々は長大な時空の中で生きている。ここでの生活の美しさは「悠久の時間をぬって多くの民族と文化が交流し破壊し、そのつど、ほんの少しずつ厳選された美が残り、人々の生活にキラキラとちりばめられていった」ようなものとしてある。音楽もまた「民族興亡の数千年が練り上げた旋律」なのだ。
 ペシャワールでは、「毎夜、仇討ちのために、少なくとも二人以上の死人がでる」。ハジがみずから描き出すように彼らは「正直で、ウソつきで、盗っ人で人殺し」だが、日本人の〝兄弟〟を見送るために十時間をバスに揺られ、別れ際には「涙を浮かべ力いっぱい私を抱きしめ」るような人間でもある。
「泥と血の匂いとともに、無限の優しさを漂わせる」人々は、異国趣味で眺める分には尽きない魅力をたたえて見えるが、隣人として付き合うとなると、どうだろう。現代文明が失ってしまった何かに郷愁を感じてばかりもいられなくなるはずである。
 彼らの生活態度がさし示すももを「西欧近代の知と思考によって解きほぐすのは不可能である」と大策氏も指摘する。私たち日本人の多くにとっても事情は同じだろう。イスラムに改宗し、彼らと〝兄弟〟になったはずの大策氏自身、「結局のところ私は見物人だ」と書く。そうつぶやくしかないような遠い距離が彼らと私たちの間には横たわっているようである。
 巳八郎氏も画家らしい丹念さで人々の暮しを記述している。戦前の日本人で、対等の人間としての目線で中国人を眺めることのできた人はそう多くはないのかもしれない。売春婦や賭博者に向けるまなざしにも、余儀ない人生を生きる人々への共感やいたわりの気持ちが感じられる。

  • A5判並製254頁
  • 4-88344-017-6
  • 定価:本体価格2000円+税
  • 1996/11/30発行
阿蘇グリーンストック 農と生命の危機のなかで 佐藤誠 石風社 農業 立松和平 富樫貞夫 竹熊宜孝 山口力男 無農薬 有機農法
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阿蘇グリーンストック
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阿蘇グリーンストック

ポスト・バブルの生活──高度消費文明の果てに農と生命が危機に瀕している。無農薬や有機農法の作物を、エゴイスティックに求める時代も終わった。生産者と消費者の対立を超えて、共に新しい生活価値を生み出そうとする試みがはじまろうとしている。【立松和平氏推薦】「昔も今も大切なのは、命の源を失わないことです。命の源とは、水であり、水を生む緑であります。当たり前のことを改めていわねばならないのが、私たちの時代なのではないでしょうか。心ある人たちがこうして集まってきたのが、心強いことです。」

  • 223頁 四六判並製
  • 定価:本体価格1262円+税
  • 1993/09/30発行
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