2012/02/02

2/7(火)〜甲斐大策作品展「天・地・信」開催のお知らせ

1960年代からアフガニスタンに通い続ける異能の画家・甲斐大策さんの個展が昨年に引き続き福岡市で開催されます。
今回は「ペシャワール会」の2012年カレンダー原画を中心に、ガラス絵、泥絵、水墨など、
さまざまな技法による近作や過去の大作なども並びます。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄り下さい。

◎甲斐大策作品展「天・地・信」

 会期)2012年2月7日(火)〜2月19日(日) 11:00〜19:00
    ※2月13日(月)休廊、最終日は17:00まで
 会場)村岡屋ギャラリー(福岡市中央区天神2-8-237。新天町南通り)
    電話092-711-1187


【甲斐大策(かい・だいさく)】

画家・作家。1937年、中国大連市生まれ。早稲田大学文学部卒業。
青年期より民族音楽・楽器の制作・演奏に親しむ。1969年以降、今日までアフガニスタンとその周辺に通い続ける。対ソ戦、内乱期にはムジャヒディン・グループに加わり、地雷探索等に従事、現地アフガンとの親交を深め、イスラムに入信。主にアフガニスタン・パキスタンやアジア内陸を題材に、油彩・ガラス絵等、全絵画表現を水墨画へ収斂せんと努める。イッセイ・ミヤケ、コムデギャルソンのショーにも出演し脚光を浴びる。一方、1988年より文筆活動を開始、その文学的個性は五木寛之氏、中上健次氏らの絶賛を浴びる。著書に『ペシャーワルの猫』(トレヴィル)、『生命の風物語』『シャリマール』『神・泥・人』『餃子ロード』『アジア回廊』(父巳八郎と共著)『聖愚者の物語』(以上石風社)がある。