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医は国境を越えて 中村哲 国際化 石風社 イスラム ペシャワール アフガン アフガニスタン らい ハンセン NGO 中村 哲
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医は国境を越えて
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医は国境を越えて

アジア太平洋賞〈特別賞〉受賞


貧困・戦争・民族の対立・近代化──世界のあらゆる矛盾が噴き出す文明の十字路で、ハンセン病の治療と、峻険な山岳地帯の無医村診療を15年にわたって続ける一人の日本人医師の苦闘の記録。

書評

国際化とは、日本とは、人間とは。

 一九九三年、アフガニスタンの山岳地帯、ダラエ・ヌール渓谷一帯で悪性マラリアが大流行した。駆けつけた日本人チームは村民から大歓迎された。
 キニーネを点滴すると劇的に回復する。一人分二二〇円。資金が底をついた。これを報じた日本の新聞の「人の命が二二〇円」の見出しが波紋を広げ、五年分のマラリア・流行病予算ができたと中村哲さんは喜んだ。パキスタン北西部ペシャワルを拠点に医療活動を続ける人だ。
 渓谷に朝の薄明かりがさしはじめるころ、祈りの朗唱が響き、一日がはじまる。村によっては小学校もあるが、大半の村には一種の寺子屋があって、コーランを通じて読み書きを覚える。親が農業や牧畜で忙しいとき、子どもは放牧や水くみを手伝い、学校には行かない。
 ある団体が日本と協力して「恵まれない子どもたちのため」村に学校を建設する案を携えて相談にきた。中村さんは答えた。子どもたちは「哀れだ」とは思っていない。ヒツジを追い、たきぎを背負う労働も、家族のきずなを強め、共同体の中で必要な協力や生活の技術を学ぶ教育ではないだろうか。
 もちろん、暮らしをよくするための技術や、広く日本や世界を知る知恵を受けることは大切だろう。しかし、あの子どもたちを哀れと見る彼らは、学校にはない、日々の生活を通して自然に教えられる「教育」に気づいているとは言えないと思う。「私はこのての『国際協力』にある種の不信感を抱いている」と中村さんは『医は国境を越えて』に書いている。
 八四年にペシャワルの病院に赴任してから十六年、中村さんはパキスタンの辺境から日本を見続けてきた。国際化とは、日本とは、人間とは。その一言一言が重い。きょう、『医は国境を越えて』の中村さんに第十二回「アジア・太平洋賞」特別賞が贈られる。

  • 355頁四六判上製
  • 4-88344-049-4
  • 定価:本体価格2000円+税
  • 1999/12発行
いまどちらを向くべきか

誤解多き医師会に身を置き、希望と諦念に揺れつつ、地域医療のために悪戦苦闘する一民間病院長の二十年の軌跡と提言──仕事の本質を見失う前に、医者が医者であり続けるために。

  • 203頁 四六判上製
  • 978-4-88344-186-0
  • 定価:本体価格1500円+税
  • 2010/05/01発行
くじら 絵本 黒田征太郎 ふくもとまんじ ファンタジー 物語 岩に 鯨 石風社 福元満治
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岩になった鯨
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岩になった鯨

ひとは心のどこかにまぼろしをかかえて生きています。これはあなたの心にすむ鯨と龍の物語。──生きるとはなにか。死とは、また愛とはなにか。子どもにも大人にも読んで欲しい絵本です。

  • B5判変型上製 32頁
  • 978-4-88344-214-0
  • 定価:本体価格1200円+税
  • 2012/07/01発行
インド ノープロブレム 旅 一人旅 ひのもと 由利子 石風社 印度 エッセイ
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インド ノープロブレムへの旅
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インド ノープロブレムへの旅

ひとはなぜインドに惹かれるのか、ひとはなぜインドにはまるのか──。おんな一人、インドのちょっと奥まで旅してきました。

  • 四六判並製272頁
  • 4-88344-106-7
  • 定価:本体価格1500円+税
  • 2004/04/24発行
インド ノープロブレム 石風社 ひのもと 由利子 旅 一人旅 
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インド やっぱりノープロブレムへの旅
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インド やっぱりノープロブレムへの旅

インドはひとを超えた存在のあることを、なにげなくかろやかに見せてくれた。ブッダ、サドゥ、マザーテレサ、ダライラマ……深々とした宗教の培養器インドへの内なる旅エッセイ

  • 四六判並製270頁
  • 4-88344-112-1
  • 定価:本体価格1500円+税
  • 2004/08/30発行
インドの風のなかで

潮のような時間と空間に心を遊ばせ、風が羽毛の中へ吹きこむように、もっとも原初的な感覚によって捉えられたインド。インドへの短い旅行のなかで描かれた22葉のスケッチがインドの風をつたえる──

  • A5判並製75頁
  • 定価:本体価格1500円+税
  • 1986/02/10発行
うえにん地蔵

飽食の国から飢饉の国へ──。飢人地蔵(うえにんじぞう)に導かれて270年をタイムスリプ。子どもたちはつぎつぎに死んでいった。(筑前では人口の3分の1が餓死したといわれる享保の飢饉)児童書/小学生中学年から

  • A5判182頁
  • 4-88344-086-9
  • 定価:本体価格1500円+税
  • 2001/08/10発行
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宇土半島私記
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宇土半島私記

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宇土半島私記
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熊本県宇土半島に生を享けた人びとと その風土と歴史を静かな筆致で描き出した小説集 【熊日文学賞受賞】作   北に有明海、南に不知火海をのぞむ宇土半島。 その地に生を享けた無名の人びとの、いのちの賑わいを紡ぎだす …

  • 216頁
  • 978-4-88344-247-8
  • 定価:本体価格1500円+税
  • 2014/11/01発行
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うみがめレイチェル
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うみがめレイチェル

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うみがめレイチェル
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美しくゆたかだった、ふるさとの入り江。失われてゆく自然のなかで、生まれてくる子がめたちのため、レイチェルと海のなかまたちが時をこえた友情でつながりあう。大きな海に抱かれた、小さないのちの物語。

  • A5判上製 70頁
  • 978-488344-035-1
  • 定価:本体価格1300円+税
  • 1999/01/12発行
海にねむる龍 働正 はたらきただし 大牟田 大蛇山 祭り 龍 版画 創作 有明海 石風社 絵本 指導
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海にねむる龍
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海にねむる龍

子供たちがつくった創作版画絵本


大蛇山祭りの大蛇はいったいどこから来たのだろうか……。物語の宇宙と子供たちの創造力・想像力がひとつになった。有明海と大牟田の町がダイナミックな活力を秘めた「ふるさと」として甦る。

  • 36頁 A4判上製
  • 定価:本体価格1000円+税
  • 1985/07/20発行
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