著者

広野八郎

(ひろの・はちろう)

booktitle
広野八郎
zeikomi
¥0円

1907年(明40)長崎県東彼杵郡萱瀬村(現在長崎県大村市)生まれ。高等小学校を出て農業を手伝い、木炭を運ぶ馬方を始める。
1926年(大正15)原因不明の熱病にかかり馬方をやめ長崎電鉄の車掌となり、組合活動に加わる。翌年退職。1928年日本海員掖済会大阪海員養成所に入る。10月に卒業し、日本郵船インド(カルカッタ)航路貨物船の秋田丸に火夫見習いとして乗船。11月より海上労働日記をつけ始める。1929年石炭夫に昇格。12月、東京高円寺に葉山嘉樹を訪ねる。1930年3月、「文芸戦線」に田中逸雄の筆名で詩やレポートを寄稿する。……その後、土木・建設作業員、炭坑夫などの労働を46年間続けた。その間プロレタリア文学運動に参加。小説、詩、記録などを数多く発表した。
著書に『葉山嘉樹・私史』(たいまつ社)、『地むしの唄』(青磁社)、『華氏一四〇度の船底から 外国航路の下級船員日記』上下巻(太平出版社)、『昭和三方人生』(弦書房)を刊行。1996年11月、福岡市で死去。享年89歳。



コメントは受け付けていません。