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絵本・児童よみもの既刊
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聖福寮の子どもたち

ある引揚孤児収容所の一年。……戦争は多くの子どもたちの命を奪い、その親を奪った。かつて日本の植民地であった満州・朝鮮の地で両親を失い、日本に引き揚げててきた子どもたち、なかでも、栄養失調や病気の子どもとその兄姉を収容し育んだ「聖福寮」の一年を通して、「昭和」という時代をしずかに問い直す

  • A4判変型32頁カラー
  • 定価:本体価格1000円+税
  • 1989/08/15発行
サンピラー お母さんとの約束 堂園晴彦 本田哲也 石風社 絵本 いのち 生命 死 別れ 北海道 風に立つライオン 堂園 メディカル 生と死
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サンピラー
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サンピラー

幼いころ病気で母親をなくした兄弟には、母親との約束があった。──どんな小さな子どもでも、支えと励ましを与え続けながら、「死という別れ」の真実を徐々に知らせていくこと、それは本人が力をもって現実を生きていくためのほんとうの力になる。いのちの絵本。

  • A4判上製 33頁
  • 978-4-88344-194-5
  • 定価:本体価格1300円+税
  • 2011/06/30発行
サケ 倉掛 晴美 いのうえしんぢ 石風社 ふるさと 児童書 遠賀川 筑豊 小学生
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サケよ ふるさとの川へ
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サケよ ふるさとの川へ

ほんとうにあったお話!


炭鉱の町に、伝説のサケが帰ってきた! 北九州・筑豊を流れる遠賀川のサケ伝説。「ぼくたちの川にいのちをとりもどそう」と、清らかな流れを取りもどすために奮闘した小学生を中心とするいのちを育んだ人々の実話。(小学生/低学年から(

  • A5判134頁
  • 4-88344-094-X
  • 定価:本体価格1400円+税
  • 2003/04/30発行
こんなにかわいくなりました 羽床正範 はゆかまさのり 石風社 絵本
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こんなにかわいくなりました
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こんなにかわいくなりました

おとうさんも、おにいちゃんも、おかあさんもおでかけでお留守番。雨がふってきたのでせんたくものをとりいれると、玄関にずぶぬれのうさぎがねそべっていました。うさぎをかわいくしてあげようとおもいました。

  • B5変型上製32頁カラー
  • 定価:本体価格1000円+税
  • 1992/11/22発行
ごめんねキューピー 石風社 長野ヒデ子 みずかみかずよ キューピー 戦争 孤児 万引き
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ごめんねキューピー
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ごめんねキューピー

駄菓子屋さんにならんだキューピー人形に心をうばわれ、つい、お金もはらわずに……。父を亡くし母をも失った女の子の、戦時中のおはなし。(小学校低学年から)

  • A5判変型上製84頁
  • 4-88344-125-3
  • 定価:本体価格1500円+税
  • 2005/07/14発行
子どもにもらった詩のこころ みずかみかずよ 石風社 働正 詩 エッセイ 愛
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子どもにもらった詩のこころ
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子どもにもらった詩のこころ

幼いころから、何気ないおとなの言葉に傷つき、血をにじませた私です。だからこそ、言葉をより大切に思い、言葉のもつ生命を信じます。(本文より)

  • B5判変型105頁
  • 定価:本体価格1300円+税
  • 1986/11/15発行
街道茶屋百年ばなし 子育てまんじゅう 岩崎京子 子 授け まんじゅう 土産 サボテン 宿場 時代小説 街道 岩崎 京子 田代 三善 茶屋 百年 ものがたり 児童 読み物 文学 東京 江戸 文化 文政 小説 鶴見 東海道
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子育てまんじゅう
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子育てまんじゅう

子授け観音にあやかったまんじゅうを商う参道の土産物屋の姉妹を描く表題作や、もらいうけたサボテンを持て余す茶屋の主を描いた「さぼてん茶屋二代」など、古史料をもとに、文化文政期の東海道・鶴見村と周辺の宿場町の生活風景をさわやかな筆致で描く短編時代小説集

  • 四六判並製 224頁
  • 4-88344-119-9
  • 定価:本体価格1500円+税
  • 2005/03発行
ゴールキーパー 大塚菜々 いのうえしんぢ 石風社 小学生 サッカー 読み物
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ゴールキーパー
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ゴールキーパー

成績は抜群、でもスポーツはからっきしダメの小太り。小学6年生の信也は、サッカーのクラスマッチに盛り上がる5組のなかで一人クールを決め込んでいたが……みんな、いろんなものをいっぱいかかえながら、それでもわらっているんだ。ぼくは、もう、孤独なゴールキーパーじゃない!

  • A5判上製205頁
  • 4-88344-072-9
  • 定価:本体価格1500円+税
  • 2001/06/01発行
街道茶屋百年ばなし 元治元年のサーカス 岩崎京子 街道 元治 サーカス 岩崎 京子 田代 三善 蒸気 異人 横山 御一新 時代 小説 児童 鶴見 東海道 鶴見 史料
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元治元年のサーカス
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元治元年のサーカス

幕末・開化期の横浜。来航した異人の珍道中を描く「イッピンシャンの冒険」から、生麦事件の裏で活躍したとされる少女を描いた「黒い瞳のスーザン」、曲芸師の親方のもとに飛び込んだ少年と一座が舶来のサーカスに出会うまでを描いた表題作まで、〈御一新〉の嵐に翻弄されつつもひたむきに生きる人々の姿を、すがすがしい筆致で描いた短編時代小説集

書評

歩く速さはいろいろに

樋口伸子
詩人

 アンダンテという音楽用語がある。〈歩くようにゆっくりと〉という意味の演奏速度を表す言葉だが、時代によって歩く速度は違うだろう。本書を読むと、街道を流れた時間に思いが巡る。
 物語の舞台は、幕末から開化期の横浜鶴見地区の街道筋。一膳めし屋「ろくいむ」の看板娘、十二歳のおけいが出会った人びとの珍談や村の出来事が悲喜こもごもに語られ、どの短編も読み飽きない。
 もちろん、ゆっくり歩く人ばかりではなく、早馬も駆ければ、大名行列も通るし、わけありの新内流しから、うわさ好きのおかみさんや血の気の多い若者まで、人の道の歩き方はいろいろ。
「黒船・蒸気車・異人さん。ニッポンがまだ初々しかった時代の横浜市井人情譚」とは帯の一節。転換期の庶民と著者の好奇心がうまく重なり、人物も会話も無理のない文の魅力で生き生きと動く。
 軽業師志願の少年と舶来サーカスことはじめを描いた表題作も面白いが、お伊勢参りを題材にした「犬の抜け参り」が、信心にかこつけた当時の物見遊山の道中記に、現代の団体ツアーがだぶっておかしくも楽しい。
 何しろ大旅行だから、積み立て講で賄うにしろ、準備だけでも大わらわ。そこで御師(おんし)という神官まがいが手形や宿の手配など道中の一切の世話をする。ツアー・コンダクターと同じだ。
 子供だってついて行きたい。平吉と太市は着の身着のままで、おとっつあん達の後から抜け参りに出立。みじめな難儀の中にも人の情けを知り、道連れとなる犬との珍道中がけっさくだ。お札を首につけた殊勝な代参犬の姿に街道沿いの人もほろりとなる。
 江戸と横浜の間(あい)の街道だけでなく全国の街道に、お上の大変時にも庶民には庶民の明け暮れがあったのだ。困窮の中でさえ楽しみの達人であれるのが庶民である。
 あと二巻は『子育てまんじゅう』、『熊の茶屋』。鍛冶屋、紺屋などの働く様に見惚れつつ三部作の街道を歩いていると、おや、懐かしい言葉が耳に。「へえ、玄界灘に面した、よか港町ですたい」。筑前芦屋から船を仕立てて有田焼きを売りに来た茶碗売りだ。
 著者は、『かさこじぞう』や映画にもなった『鯉のいる村』で知られる児童文学者。三十余年前に舞台となった小千谷地方の風景が中越地震の後テレビに何度も流れた。本書と同様、アンダンテの速度が生活の基にあった頃の話。

御一新を生きる庶民の哀歓

かねこたかし
児童文芸作家

 著者は『鯉のいる村』『花咲か』などで知られる童話作家だが、本書は「街道茶屋百年ばなし」としてくくった時代小説短編集三部作の第三部である。三部作の舞台は幕末・開化期の横浜。黒船、蒸気車、異人さん……と波のごとく打ち寄せる〈御一新〉の中で、ひたむきに生きる庶民たちの哀歓をさわやかな筆致で書いている。
 三部作の第一部『熊の茶屋』と第二部『子育てまんじゅう』は、それぞれ過去に出した『東海道鶴見村』『鶴見十二景』の解題復刻版だが、第三部の本書は初出が同人誌である。鶴見上町の一膳めし屋の十二歳になる看板娘おけいちゃんの視点で書いている。
 著者によれば、鶴見界隈は「宝の山」らしい。「そこには名主の日記をはじめいろいろな記録が残っているし、江戸期の名店の跡もあるし、そこに登場してくる方々は個性的だし、同時に日本中どこにでもいるという普遍性もありました」と「あとがき」にある。
 古史料からヒントをもらうと、記録を探したり、事情を知る人を訪ねたりして検証にかかる。だが、物語のメーンはあくまでも庶民であり、その哀歓である。例えば「黒い瞳のスーザン」は生麦事件関連で書いているが、事件そのものではない。大名行列の供頭に斬られたイギリス青年を介抱したとされる美少女の話を探り出し、その娘にスポットを当てている。
「イッピンシャンの冒険」はペリー艦隊の一員としてやってきた異人牧師の珍道中。表題作は、曲芸師の一座に飛び込んだ少年が舶来サーカスに出合うまでの話。いずれも史実とフィクションが上手にからまり、作為といったものが感じられない。全編にわたり滋味豊かで、味わい深い作品集だ。

  • 四六判並製 286頁
  • 4-88344-120-2
  • 定価:本体価格1500円+税
  • 2005/03発行
クロネコつうしん 松尾初美 いしいゆきお 絵本 ぜんそく 読みもの 児童書 ねこ 猫 ネコ 黒猫
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クロネコつうしん
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クロネコつうしん

ぜんそくの小学生ゆうじの家にある日とつぜんやってきたクロネコ。首に手紙をむすんでみたら、へんじがかえってきました。かわいいネコがかつやくする3つのものがたり。

  • A5判変型上製80頁
  • 978-4-88344-201-0
  • 定価:本体価格1300円+税
  • 2011/09/15発行
 (74件中) 41〜50件目