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バルカン幻影
私には旅が効く――
スケッチブックとリュックひとつで、強烈な光のなかちょっと陰りのある街を旅してきた。おんな一人の異境の旅は、大胆でスリリングな世界との出会い。
ロシア、チェコ、オーストリア、ボスニア、モンテネグロ、北マケドニア、スペイン――7カ国を訪れ、スケッチを描き、様々な人、物、風景との出会いを綴った画文集の第6弾。
目次
バルカンの国々へ
白夜の国
サンクトペテルブルグ
ボヘミアにて
モスタルの橋
コトル散策
マッケドーニャ! マダム!
モーツァルト詣で
アンダルシアへ
ミハスにて
ビューティールーム
サン・セバスチャン通り
旅とスケッチ――あとがきにかえて
著者略歴
1940年生まれ。画家。
福岡教育大学卒業後、8年間、高校で美術教師をした後、フリーとなる。
コンクール、団体展、グループ展、個展などで作品を発表。
画文集に『ノスタルジア・ポルトガル』『スペイン・ロマネスク』『イタリアの風』『ビザンティンの庭』『ハバナとジャカランダと』がある。
石風社より発行の関連書籍