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ドーバーを渡って
――商社員から英文学研究へ
- 著者:
- 中村ひろ子
| 判型・頁 | A5判上製 200頁 |
|---|---|
| ISBN | 978-4-88344-339-0 |
| 定価 | 2750円(本体2500円) |
| 発行日 | 2026/1/31 |
70年代のロンドン――
高卒で日本商社の駐在員に
帰国後、
英文学の世界にめざめ
大学教員になる
イギリスでの異文化体験を再確認したいとの思いから綴った、当時の空気感が伝わるエッセイ
何故この〈道〉に迷い込んだのかを考えると、一九七三年から三年間、日本商社のロンドン支店に勤務したことが、その分岐点と思える。イギリスでの生活体験を経て、自分の進むべき道を手探りしつつ、英文学研究に至った。
七〇年代半ばのイギリスは経済不況に苦しむものの、社会保障制度は充実したいわゆる先進国であった。イギリス人に近づき、彼らの生活を見聞し、自身と向き合う貴重な期間であった。あれほど積極的に周りの人々と交わった経験はない。私を駆り立てたものは、西洋の文物への関心のみならず、他者と向き合う「個」対「個」の関係性に、引き寄せられたからではないか。(「はじめに」より)
著者略歴
1948年福岡市に生まれる。1966年福岡中央高校卒業。
1966~1976年、三井物産福岡支店勤務(1973~76年、ロンドン支店勤務)
1982年上智大学外国語学部・英語学科卒業。1986年九州大学大学院文学研究科・博士後期課程中退。
福岡大学人文学部・講師。(1991~92年・ロンドン大学留学)。2013年退職、福岡大学名誉教授
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