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熊本地震
明日のための記録
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震度7の前震を大幅に上まわるM7・3の本震
行政もマスメディアも市民も「想定外」の連続震度7
熊本県益城町、南阿蘇、熊本市内他――
甚大な被害を齎した熊本地震の最中、
人びとはそれぞれの場で生きるために、明日のために、懸命に動いた。
本書は、現場に即した記事と写真で、市民生活からインフラまでの被害と対応の諸相に迫る。
目次
●第1章 熊本・連続震度7
闇の中、赤ちゃん救出に遭遇/一致団結の集落 西原村大切畑地区の人々/両親執念の捜索・大和晃さん
●第2章 家族の底力
新しい命と前を向く/2度の転校乗り越え/被災契機に新たな絆 他
●第3章 揺らいだ社会基盤の再構築
ライフラインの被害と復旧/基地局車を投入、通信網維持 NTTドコモ九州支社/九州新幹線全車両脱線前例ない復旧作業 九州新幹線 他
●第4章 生産と流通の確保
製造業「BCP(事業継続計画)」発動/名水無事「ここで再開」 サントリー九州熊本工場/グループで情報共有、販売継続 イオン九州 他
●第5章 防災・避難とコミュニティ
「大規模災害」への意識欠如/自主的に動ける態勢づくり/車中泊対策、充実が急務 他
●第6章 スポーツで、ふんばる
神宮への道 あきらめない 東海大九州野球部/今こそ、都市対抗への決意 ホンダ熊本硬式野球部 他
●第7章 心の支え熊本城・阿蘇
熊本城、復旧への道 前例のない難工事、課題山積み/阿蘇噴火 熊本地震と関係は
●第8章 記者取材記
「想定外?!」の本震/車中泊対策を盛り込んだ地域防災計画を/地震学の成果と防災
●震災関連日録
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