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ドキュメンタリーの現在
九州で足もとを掘る
世界の大変動と
分断に抗し 足もとで
ドキュメンタリーを
つくり続ける
[内容の一部]
闇に葬らせない! 白紙調書事件を追う
良心の実弾~中村哲医師の生き方に迫る~
不寛容の時代(「やまゆり園」障害者殺傷事件他)
シャッター ~報道カメラマン 空白の10年~
水俣は問いかけ続ける
諫早湾干拓と変わりゆく干潟の海
座談会 困難な時代にドキュメンタリーで向き合う
私はドキュメンタリーこそがテレビジャーナリズムの努力の帰結であり、核心だと考えている。時間も手間もかかるドキュメンタリーを止めてしまうのは容易である。時間も手間もかけないとどうなるか。日々の取材の 一つ一つがきっと弱くなる。そして、ニュースをはじめとする番組の訴求力は自ずと下がる。これが続くと、放送局が果たすべき地域への責任、さらに言うと、地域の民主主義を育む一助となる放送としての根幹の義務が果たせないことになる。
(「エピローグ」臼井賢一郎)
著者略歴
1964年神奈川県生まれ。1988年九州朝日放送入社。テレビ朝日系列ベルリン支局長、報道部長、テレビ編成部長、報道局長などを経て現在、解説委員長。
1967 年群馬県生まれ。1991 年毎日新聞入社。長崎、島原、福岡、RKB毎日放送(出向)で勤務。東京社会部在籍中の2005年にRKBに転職。報道部長などを経て、現在、報道局担当局長・解説委員副委員長・ドキュメンタリーエグゼクティブプロデューサー。
1965年熊本県生まれ。1989年NHK入局。熊本、東京、長崎、福岡、熊本での勤務を経て、現在、福岡放送局エグゼクティブ・ディレクター。
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