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日本型経営の擁護
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日本型経営は諸悪の根源か? グローバリズムや市場原理主義に翻弄されてダッチロールする経済評論家やマスコミ。己の全共闘的思考への内省を込めて、日本型経営、日本型労使関係について考察された一冊。
目次
第1章 世論の混乱──詐欺師的ロジック
第2章 人間不在のアメリカ式経営──ベンチャ神話の虚実
第3章 日本型経営の特質──『女工哀史』の読み方
第4章 経営権と労使関係──日産自動車の職場調査
第5章 労働組合の可能性
終章 確実なるもの
著者略歴
1943年横浜市生まれ。
1966年東京大学経済学部卒業。1972年東京大学大学院博士課程中退。1979年東京大学教養学部助手。1984年より熊本商科大学(現熊本学園大学)商学部教授。
主な著書に、『日産争議1953』(共著)『企業と労働組合』『「他者」との出会い』『錆色の路』(編著)『市場経済の思想像』(共著)などがある。