世に資する 信号電材株式会社の50年

著者:
糸永康平
判型・頁 A5判上製254頁
ISBN 978-4-88344-321-5
定価 2750円(本体2500円)
発行日 2023/07/21

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歩行者と車の安全安心を守って50年。
かつて炭鉱で栄えた
福岡県大牟田市
その地方都市に
全国50%のシェアをもつ
信号機器製作の会社がある。

交通信号は
誰が
作っているか
知っていますか?

交通信号機はなぜできたのか?
理由はシンプルである。
交通事故を防ぐためにできたのである。
とは言っても、最初にできたのは車のためではない。
馬車による事故を防ぐために1868年(明治元年)にロンドンで設置されたのが世界最初といわれる。

日本には1919年(大正8年)、手動式の信号機が設置された。しかし交通整理の初めは警察官の「挙手」による手信号である。次いで信号機が設置され、ススメ、トマレ、と記された手動の「標版」になった。しかし民衆の理解が進まず却って混乱し、手信号に戻したりしたという。車や路面電車の増加とともに自動式の信号機に変わってゆくが、昭和30年代は、交差点での手信号がまだまだ幅をきかせていた。

信号機の役割は、まず歩行者の安全を守ることだが、モータリゼーションの発展とともに、いかに車の流れをスムーズにして、交通事故を防止するかということに注力されるようになった。交通信号は今や空気のような存在だが、車社会においては、市民の「安全安心」を守るための必須のインフラである。

参考・「交通信号50年史」(交通管制施設協会 昭和五〇年)

著者略歴
糸永康平
[いとなが・こうへい]

1955年福岡県大牟田市に生まれる。

1979年長崎総合科学大学卒業、信号電材株式会社に入社。

1992年専務取締役、2005年から信号電材株式会社代表取締役社長。

SD Lighting株式会社社長を兼務。

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