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孫へ
十代へのメッセージ
教育者として若者と向き合ってきた人生の先輩が贈るエール。自立・友だち・性格・勉強・いじめ・喧嘩・孤立・就職……。著者自身筋萎縮症の子どもたちとの8年の中で「死ぬことと生きること」について深く学んだことを、率直に語る。
1 自分を大切に
何のために勉強をするのか 分からないとはどういうことか うまく記憶する方方 疑問や不満を出発点に 本当の自分を探る 視点を変えて いじめ 仕事を選ぶ ほか
2 生活の基本をマスターする
いいわけをしない 返事には意味がある 日本人の悪い習慣 性格を生かす 対立は大きなチャンス 親友づくり 貸し借りは慎重に たばこ ほか
3 死ぬことと生きること
進行性筋萎縮症の子どもたちとの出会い 従来の教育観への疑問 生命が実感できる教育を 自分の「死」について考える この世との別れ方 ほか
4 働くことと学ぶこと
労働が生活を支える 働く権利と義務 労働体験のすすめ方 ほか
5 新しく就職する人たちへ
背のびはやめよう 職場での対人関係 学歴は関係なし 健康のこと 仲間づくりが大切 働くことだけが人生ではない ほか
1929年福岡県久留米市に生まれる。
1945年福岡県立中学明善校卒業。1948年旧制福岡高等学校卒業。
1950年中学教諭の職につくため旧制九州大学工学部土木工学科を中退、以後筑陽中学校、城南中学校などで数学科担当。
1963年福岡県立三瀦高等学校に転勤、数学科担当。
1972年「教育を語る会」「質問教室」の活動を起こし、教育相談所も開く。その後養護学校に転勤し、筋ジストロフィーの子の数学科を担当し、退職後は、久留米市議会議員となり現在にいたる。
著書など、『お風呂でゲームを』「今の社会とこんごの社会」ビー玉計算器