孫へ
十代へのメッセージ

孫へ 十代へのメッセージ 筋ジストロフィー 筋萎縮症 久留米 教育 エッセイ

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著者:
緒方昭一
判型・頁 223頁 四六判並製
ISBN 4-88344-027-3
定価 1650円(本体1500円)
発行日 1998/02/01

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教育者として若者と向き合ってきた人生の先輩が贈るエール。自立・友だち・性格・勉強・いじめ・喧嘩・孤立・就職……。著者自身筋萎縮症の子どもたちとの8年の中で「死ぬことと生きること」について深く学んだことを、率直に語る。

目次

1 自分を大切に
   何のために勉強をするのか  分からないとはどういうことか  うまく記憶する方方  疑問や不満を出発点に  本当の自分を探る  視点を変えて  いじめ  仕事を選ぶ  ほか
2 生活の基本をマスターする
   いいわけをしない  返事には意味がある  日本人の悪い習慣  性格を生かす  対立は大きなチャンス  親友づくり  貸し借りは慎重に  たばこ  ほか
3 死ぬことと生きること
   進行性筋萎縮症の子どもたちとの出会い  従来の教育観への疑問  生命が実感できる教育を  自分の「死」について考える  この世との別れ方  ほか
4 働くことと学ぶこと
   労働が生活を支える  働く権利と義務  労働体験のすすめ方  ほか
5 新しく就職する人たちへ
   背のびはやめよう  職場での対人関係  学歴は関係なし  健康のこと  仲間づくりが大切  働くことだけが人生ではない  ほか

著者略歴
緒方昭一
[おがた・しょういち]

1929年福岡県久留米市に生まれる。
1945年福岡県立中学明善校卒業。1948年旧制福岡高等学校卒業。
1950年中学教諭の職につくため旧制九州大学工学部土木工学科を中退、以後筑陽中学校、城南中学校などで数学科担当。
1963年福岡県立三瀦高等学校に転勤、数学科担当。
1972年「教育を語る会」「質問教室」の活動を起こし、教育相談所も開く。その後養護学校に転勤し、筋ジストロフィーの子の数学科を担当し、退職後は、久留米市議会議員となり現在にいたる。
著書など、『お風呂でゲームを』「今の社会とこんごの社会」ビー玉計算器

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