父の話法

父の話法 丸山泉 いまどちらを 石風社 丸山 泉 豊 詩人 谷川 雁 森崎 山本 源太 医師 久留米 母音 エッセイ

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著者:
丸山泉
判型・頁 330頁 四六判上製
ISBN 978-4-88344-185-3
定価 1980円(本体1800円)
発行日 2010/05/01

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ビルマ戦から帰還した父は、医師であり、詩人・丸山豊であった。その周りには、谷川雁をはじめ錚々たる詩人が蝟集した。父亡き後、その記憶の中の言葉が静かにたちあがる。(まえがき=山本源太氏)

目次

「父のつぶやきの言葉がきこえる」山本源太

「バランスの人」前沢政次


 雨の名前
 辛み大根細千切り仕立て冷やし蕎麦
 ひいらぎで珈琲 ほか


 バス停にて
 ラニ族の指
 肴は「あぶってかも」です
 美しい国日本 ほか


 縄文杉
 知識人とは
 ユタの教え
 僕と音楽 ほか


 炭鉱の島
 忘れ得ぬ患者Mさん
 膀胱がん
 季節外れのお年玉 ほか


 牛のよだれ
 摂氏三十七度
 板門店
 初めてのニューヨーク ほか


 源太さん
 詩人の手
 作家の前ボタン
 陰膳 ほか


 父の話法
 日記を開く
 母の結婚
 相方との出会い
 おもいでに続くもの ほか


 首輪をつけた山羊
 ペット・ロス症候群 ほか

著者略歴
丸山泉
[まるやま・いずみ]

1949年、福岡県久留米市生まれ。医師。
著書に『いまどちらを向くべきか』『父の話法』がある。

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