ティンサ
ビルマ元首相バ・モオ家の光と影

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ビルマの初代首相バ・モオを父に、反政府活動家を夫に、波瀾に富んだ人生をおくったティンサとその一族の物語。大英帝国の植民地、さらに日本軍政下、時代の理不尽に翻弄されながらも清くたくましく生きたビルマの女性達へのオマージュ。

目次

序章
第1章 ティンサの娘時代
第2章 バ・モオのビルマ行政府長官時代
第3章 逃避行中のティンサの出産
第4章 疎開先と亡命先からの帰国
第5章 ビルマの独立
第6章 ウー・ヌ政権よりネィ・ウィン革命政府へ
第7章 ボウ・ヤン・ナインの反ネィ・ウィン政府活動
第8章 ティンサと家族の投獄
第9章 バ・モオ博士の永眠
第10章 ボウ・ヤン・ナインの帰宅 
第11章 夫の永眠とその後のティンサ一家
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著者略歴
根本百合子
[ねもと・ゆりこ]

1924年神戸に生まれる。東京女子大学文学部卒業。
1982年より17年間、中国残留孤児帰国者と家族の日本語教育にたずさわる。
著書『祖国を戦場にされて──ビルマのささやき』『国境という幻──追憶のユーラシア大陸横断』『ティンサ──ビルマ元首相バ・モウ家の光と影』(石風社)
2011年2月17日永眠。

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