1927年、熊本県小国町に生まれる。1942年、15歳で満蒙開拓青少年義勇軍に志願、満州へわたる。
1945年、関東軍へ現役志願(17歳)。10月、関東軍捕虜としてシベリアへ抑留、4年間の俘虜生活をおくる。
1957年、海老原喜之助に師事。1961年、ドラム缶シリーズでシェル美術賞佳作、熊日賞など受賞。1968年、渡欧。約1年間遊学。1970年、「死者のために」を描き始める。
1974、78、91年、東京みゆき画廊で個展。1983年から島田美術館、上通りギャラリー、小国町、岩田屋、名古屋市、福岡市などで個展。1998年、熊本県立美術館分館と島田美術館で、回顧展を開く。
2008年、熊本県芸術功労者として顕彰される。2010年、第69回「西日本文化賞」受賞。
著書に『宮崎静夫作品集』『絵を描く俘虜』がある。
石風社より発行の関連書籍