コラム

社長フクモトの四苦八苦読書録+たまにエッセイ
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博多バブル前後(19)

「この世の一寸先は闇」  アパートを出て、地下鉄工事中の道路を横切ろうと信号待ちをしていた。  すると、ヘルメットを被り歯のない口でニコニコ笑いかけてくる男がいる。工事現場の交通整理員の制…もっと読む


博多バブル前後(18)

「石風亭日乗」  前号(三月発行)の「スパイダーズ・ネット」に去年の花火大会のことを書いたばかりなのに、すでに今年の花火大会は終わり秋風が吹いている。  前号以降の石風亭を駆け足でたどれば、月…もっと読む


博多バブル前後(17)

「石風亭日乗」  石風亭のある第2ワタベビルは、数年前までは「勝共連合」の事務所があることで、それなりに有名だった。それで驚くことはないが、第1ワタベビルには「オウム真理教」の事務所もあったので…もっと読む


博多バブル前後(16)

「石風亭日乗」  七月某日(木)  石風亭は毎週木曜日に開店する。この日は、わがビル7階に事務所のある探偵アカシが、ベトナム料理の生春巻きを作った。乾燥した直径25センチほどの春巻きの皮を手に…もっと読む


博多バブル前後(15)

「森の力」  天神から一時間もバスに乗れば、椎原(しいばる)につく。ここはまだ早良区(福岡市内)だが、脊振(せぶり)山系の登山口だ。一時期、椎原峠から金山まで毎週のように縦走していたことがある。…もっと読む


博多バブル前後(14)

「留学生」  私の行きつけの飲み屋の大将は、留学生のバイト先を親身になって世話していた。ところが留学生は、友人たちの情報をもとに、時給が少しでも高いと次々とバイト先を変えてゆく。大将は、「紹介し…もっと読む


博多バブル前後(13)

「トリックスター」  一時はやったフリーターというのはどうなったんだろう。バブルがはじけると、「ちゃんとしなくっちゃ」という言葉とともに、新保守の潮流がはじまったようだが、そういう流れとともに「…もっと読む


博多バブル前後(12)

「酔狂人・仁三郎」  お相撲さんが中洲をうろうろする頃になると、フグの季節である。  フグで思い浮かぶのは、博多の酔狂人・篠崎仁三郎(にさぶろう)のことである。仁三郎は、博多大浜の魚市場髄…もっと読む


博多バブル前後(11)

「夢野久作」  ある時フランスの出版人と会った。夢野久作の『ドグラ・マグラ』を翻訳出版したいがどう思うか、という。もちろん久作は日本を代表する特異な作家だが、いわば裏舞台の人だ。フランス人の眼力…もっと読む


博多バブル前後(10)

「バブル」  新聞で、信用金庫や銀行の相つぐ破綻が報道されている。これまでも、土地ころがしによる錬金術のからくりは露呈していたが、ようやく地金がでてきたわけだ。正直に言うと、銀行の不良債権の総額…もっと読む


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