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名前を探る旅
ヒロシマ・ナガサキの絆
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松下竜一氏称賛!
原爆により、長崎三菱工場の六千人以上、広島市女の女生徒七百名近くが、一瞬のうちに命を落とした。その生死を分けたのは、ある偶然であったにせよ、生き残った者にとっても、この世は煉獄であった──死者への思いと行き場のない憤怒が、終りなき鎮魂の旅へ駆り立てる。二人の被爆者の記録。
目次
はじめに
ナガサキの絆──人間の論理
突然の訪問 「あの日」のこと 四十九歳の決意 六千人の名簿 旅へ 人間の論理
ヒロシマの絆──父から子へ
人生の林にわけ入りし 父の夢 ゆりかごを動かす手 「あの日」のこと 戦後を生きる 『原爆体験記』と綜合原爆展 小説家の夢と挫折 沈黙 語り継ぐ被爆体験 海峡を越えて 形見の書き初め 被爆者と被曝者の絆
著者略歴
1960年鳥取市生まれ。九州大学法学部卒業。
1983年、NHKに記者として入局。岡山放送局ニュースデスクを最後に、
1999年に独立。現在フリージャーナリスト、九州大学法学部講師。
共著に『地域から問う国家・社会・世界』(ナカニシヤ出版)がある。
URL http://www.ne.jp/asahi/spain/freedom/
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