シェフ:亭主
おごちそう:山中温泉の北陸麺、ぼたんえびと魚(スズキのような、名前失念)の刺身こんぶ添え、タコのカルパッチョ、豚骨の味噌煮込み、空心菜の煮浸し、壱岐のカワハギの干物、大連のカワハギロール

台風が来るのか来ないのか、半分期待をしながらテレビをつけたまま仕事を続けていると、ハッシー登場。お土産はモルツとピンクフロイドのファーストアルバム「THE PIPER AT THE GATES OF DAWN」。さっそくにピンクフロイドを聴きながら乾杯。本日は正光印刷さんからいただいたお中元のキリンもあるので冷蔵庫には本物ビールがたくさん並んでいて、初登場の北陸麺(細いうどんに見えるが魚介類のすり身が入っているらしい)がまた美味しくて、嬉しい夜だ。

ミッドナイトナース登場。連れはオランダから来たフィヨナ。日本語をまだ23時間しか勉強していないフィヨナ、その割には私の英語力より上のようなんだけど、本日の石風亭は「英語しばり」となってしまった。さて。
「ブリティッシュロックはまかせとけ」のハッシーが流暢に会話できるのはわかるが、なぜかミッドナイトナースも滞りなく会話をしている。亭主は「Let’s keep in touch」なんて話しかけているし、みんなの会話の内容がわかったのかわかってないのか知らないが、フジムラまでげらげら笑っているではないか。ハッシーに通訳をお願いしながら、30秒遅れでようやく笑えるワタシであった。みんな、いつのまに……。

オランダは格闘技が盛んだという会話になったらしく、ハッシー「おれはさ、少林寺の黒帯なんだ」。フィヨナ「私はテコンドーの黄色帯よ」。そうかそうなんだ、英語だけじゃないんだ、みんなすごいなあ。台風は来ないのかなあ。

本日は早めに閉亭。事故渋滞にまきこまれたヤマモトタクシーを待ちながら、内田麟太郎さんの『はくちょう』を読む。帰宅したら、娘はお友達の家にお泊まりに行っていて、夫がぽつねんと起きて待っていてくれた。「彼女も、もうそんな年になったんだね」。しみじみとこれからのことなど会話して、就寝。