『旅あるいは回帰』熊日文学賞の夜

2011/02/10
C.N
2011/06/13

シェフ・フジムラ
お品書き・白菜のアンチョビサラダ、茄子とトマトの煮込み、辛し高菜チャーハン、冷製ぶたしゃぶ……もう少し何かあったと思うけど、忘れてしまった。

昨晩は、一緒にアルバイトをしているKちゃんが石風亭に出る、というので、ふつうは19時半ごろから始めるのだけど、わたしたちで缶ビールを買いに行って、18時過ぎに女子会風に始まり。
亭主は大阪で講演会なので、欠席。フジムラシェフの連投となった。

前回に引き続きNさん来亭。生酒を持ってきてくださる。新酒の季節だなあ。くいくいと呑める旨さ。
カメラマンの高尾さん、大工の源ちゃん、江崎クン、かおりちゃん、古書の藤村登場。
会話があっちやこっちに飛び回って、「次に生まれる場所を選べるならどこがいいか」私「大阪の鶴橋」ほか、フランス、スペイン、ドイツなど。結局フランスになったんだっけ。
博多駅に新しく出来る丸善さんの入帳をどこにするか。
古書店の兄貴はなぜAMAZONを使って販売しないのか。 
フランス映画のどこが好き。「寅さん」をすべて持っているという誰かについて。

などなど。はなしがぶんぶん飛び交っている最中に、Nさんが静かに出されたのが、亭主と久本さんと、前回来られていた別府さんが映っている古い写真!。セピア色の写真で、亭主の髪が黒く、久本さんの顔色もよく、別府さん若々しい。たぶん28年ほど前のことと。
みなに写真を回したけど、なかなか亭主のことをすぐには判別できなかった、ほど、亭主は変貌をとげていたわけですね。
それと、なんと、江崎クンまで禁煙組に入ったと! おいおい、みんなどうしっちゃったんだい? しかしフジムラはわたしの煙草を2、3本吸っていたので、またすぐ復活すると思われ。

翌日が休みだから、なんだかわいわいだらだらと話がはずみ、気がつくと(というか気を失う寸前)12時をまわっていた。ああ、何時間呑んじゃったんだろう。タクシー代のことを考えると、どうせならもう少し呑んじゃおう、かたづけもあるし、などと酔いちくれて思っていたら、親切なみんなから「もういいけん、はよ、かえり」ということで、古本屋と一緒に退亭。タクシー代3350円なり。
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