にもかかわらず 愛に生かされて

著者:
多郎浦 和子
判型・頁 四六判並製 202頁(口絵8頁)
ISBN 978-4-88344-341-3
定価 1870円(本体1700円)
発行日 2026/03/01

ネット書店で注文

暴走人生と呼ばれながら重度脳性麻痺を生きる 何者かの計らいによって生かされた、素晴らしい人生 

僅かに動かせる片足先使い
ベッド上へ取付けた 
パソコン画面にて
マウスの矢印ころがす明りへ
誘われじゃれつくヤモリ 
また時には蛾ともにらめっこ
夏の夜は珍訪問者のサスペンスショー 
この最悪なベッドの上の空間は 
毎夜私だけの恐怖のワンマンショー
(「あとがき」より)

〈目次〉

 両親のこと まえがきにかえて
 
第一章
 姉の誕生   
 あわてん坊の赤ん坊  
 病名告知 
 幼い姉に救われて
 命の神秘 
 父の交通事故と祖母の底力
 祖母は語りべ  
 父の災難  
 母恋しや 線路づたいの「冒険」
 母を訪ねて神隠し
 母とふたり、土方通学生  
 両親の対照的な教育方針  
 幼い頃の遊び相手は姉弟でした
 私も学校へ行ける
 恐怖のビックリハウス 

第二章
 ようこそ整肢学園へ  
 ホームシック  
 心の義務教育   
 腹心の友  
 ベッド学級  
 友との別れと新たな出会い  
 机の虫ちゃん   
 ゴリゴリ先生と紅一点  
 ベッド学級へおいてけぼり   
 ボランティアと初めての遠出   
 共に出来ることを  85
 車椅子で団長さんの結婚式へ
 九年間の学園生活を振り返り  
 親の愛ありて  
 個性的な五人との運命共同体  
 二年振りの幼なじみとの再会  
 施設の変質  
 逆境を楽しむ  
 自殺未遂――生き抜く勇気が私を生かした
 孤独は真理を見いだす  
 ツインレイとの巡りあい  
 束の間のローマの休日  
 聖母への嫉妬   
 残された一冊のバイブル
 洗礼を授かる苦難と喜びの目覚め
 電動車いすで初めてのおつかい  
 電動車いす暴走者
 施設を出て  
 試練であり恵みであった日々  

 あとがき   

著者略歴
多郎浦 和子
[たろうら・かずこ]

1957年5月30日 佐賀県北方町に生まれる 
1958年5月29日 1歳 病名宣告   
1968年3月11歳 「整肢学園」入園 
1977年3月19歳 学園卒園 養護学校分校小中卒
1977年6月20歳 中原「希望の家」入所 
1982年3月25歳 初ワープロ購入
1986年3月28歳 鳥栖カトリック教会にて洗礼を受ける
1987年1月29歳 「希望の家」退所 在宅生活を始める
1992年5月34歳 詩集「海の星」出版
1994年     小中学校や病院への講演活動始める
1999年8月    インターネットを始める
2004年9月〜2010年9月 自宅ギャラリー舎路夢 
2009年     放送大学で、国際人権法を習得する
2014年7月4日 母の見取り(83歳)
2021年3月27日 父(89歳)を亡くし、現在一人暮らし
        佐賀県武雄市在住

拡散して応援
  • URLをコピーしました!
関連ジャンルの書籍