連載

山の暮らし
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コラム/連載:
山の暮らし
「椿の頃」中

 私達はあまりにも食べ物が作られる現場、諸々の植物たち、動物たちが生き、死ぬ場から離れすぎているのではないか。卵は一個の生命なのだ。肉だって。生きている牛の、一頭一頭を殺さなければならない。鶏だって。…もっと読む


コラム/連載:
山の暮らし
「椿の頃」上

 十、九、八、……(カウントダウン)の老若男女の声が白々と明け始めた寒空に響いてきたのは、山裾の集落の一角に車を置き、歩き始めた時だった。空っぽの田んぼの真ん中に青竹やわら等で作られた黄土色の山がそそ…もっと読む


コラム/連載:
山の暮らし
静かな正月

 12月6日(火)、晴れ、昼間はこの時季にしてはあたたかい。チャンポンを作っていると午前12時直前電話、JR筑前大分駅の駅長さんから、すぐに女性にかわる、マノン(フランス、21歳)だ。幸い、ゆでて水洗…もっと読む


コラム/連載:
山の暮らし
冬へ

 梅雨のような水っぽい生暖かい日々だ。この地に生きて42年、こんなに野菜作りが難しい秋もない。 いまさらながら思う。なんといいかげんな農民だったことか。というか今でも自分のことを農民とは思っていない。…もっと読む


コラム/連載:
山の暮らし
いつのまにか 秋

 この地に来て42年、こんなにもまじめにしかも甲斐のない栗拾いをさせられたこともない。夜が明けるのを待ち構えるようにして裏山を登る。一面に浮き上がるミゾソバの緑が透明な光を含んでいる。目当ての栗の木に…もっと読む


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山の暮らし
緑雨に病む

 韓国のキムさん(男性、41歳)をJR筑前大分駅に迎え、嘉穂町を山田へと走っていた時、回り一面の田んぼはほとんど空っぽだった。雑草園の落葉樹も枯れ木のよう。野や畑には初々しい緑が湧きはじめていた。 キ…もっと読む


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山の暮らし
雪々雨々

 1月23日(土)、寒空だが雪なし。やっぱり。近頃の天気予報大げさなんだ。10年は愚か1年に一度の雪だってどうだか。  夜になって急速に冷えた。夜半、トイレに起きガラス戸越しに外を見ると、闇に幅30…もっと読む


コラム/連載:
山の暮らし
寒々ガクガク

 12月上旬、急きょ里芋を畑から引き上げねばならなくなった。黒みがかった朱色の柿の実が重く下がり、栗やコナラの葉は枯れてはいるが生きている。野や畑にも夏草の黄緑が残っている。いつまでも晩秋が続くようで…もっと読む


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山の暮らし
「一病‘即’災」下

 どうにも鬱陶しい同居人が「帯状疱疹」と判明して一カ月と少しの十月下旬、ストーンとだるさが抜けて行った。病気が身体に同居していないことはこんなにも軽々とした気持ちのいいものだったのか。私の65年の人生…もっと読む


コラム/連載:
山の暮らし
「一病‘即’災」中

 「遠賀川源流の森コンサート」を終えて十日が過ぎた。一週間飲んだ特効薬と一日一回風呂上がりの塗り薬のおかげで、腰と腹の疱疹はほぼ引いた。痛みもずっと軽くなった。  痛み止めの薬は二週間分もらった。こ…もっと読む


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