ヤップ放送局に乾杯!
ゆるゆる南島日記

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海外青年協力隊として太平洋の小さな島ヤップへ。日本の戦禍の残る島。だがヤップ式超スローライフへ誘われる。

重松清氏推薦  「飾ることのない喜怒哀楽に満ちた旅の記録は、狭苦しいニッポンで、せかせかした毎日を送っている僕たちに、とても大きなことを教えてくれているような気がする」

目次

1 ヤップ島初心者の驚き
   眠るDJ
   副業にいそしむ放送局の面々
   ビンロウジの受難
   ヤップの東京音頭
   ゴキブリハウス
   愛犬家のみなさん、ご注意を

2 ヤップTV奮闘録
   ニウスに向かって一致団結!
   ため息ばかりの編集室
   働くひと働かないひと
   テレビってなんだろう?
   誰でもウェルカム

3 いくつもの顔を持つ島、ヤップ
   日本人という歴史を背負って
   警官の飲酒運転
   アメリカ合衆国と援助金
   女の館
   じたばたしても仕方ないでしょ

4 大航海の日々
   僕を男にする旅の始まり
   甲板のニッポンジン
   太平洋は哲学の場
   あっけない幕切れ
   サタワルの秘術と海の男たち

5 我が愛のファンキー放送局
   いいのか? 知事さん
   ボスの休養宣言
   ヤップのガウディー

6 そしてもっと広く、もっと深く
   理想郷のひとびと
   わが生徒モナの夢と現実
   アメリカの影
   撮られる側の気持ち
   さらばヤップ島

7 番外編
   日本での異邦人
   パプアで思ったこと
   5年ぶりの訪問

著者略歴
渡辺考
[わたなべ・こう]
わたなべ・こう

1966年東京都生まれ、早稲田大学卒業。
1990年、NHKに入局。甲府放送局、衛生ハイビジョン局、番組制作局など。
1995年8月から2年間、青年海外協力隊としてミクロネシア連邦ヤップ州政府放送局に勤務する。
主なテレビ作品に、「最後の言葉──作家重松清が見つめた戦争」「96歳・生涯舞踏家──大野一雄故郷に舞う」「もういちどつくりたい──テレビドキュメンタリスト木村栄文の世界」(第44回ギャラくしーテレビ推奨)など。
著書に『最後の言葉』(講談社文庫・重松清氏との共著)『餓島巡礼』(海鳥社)がある。

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