アフガニスタンの秘宝たち
カーブル国立博物館1988

編著:
土本典明
解説:
土谷遙子
判型・頁 124×168ミリ、絵ハガキ24枚、解説付き
ISBN 4-88344-097-4
定価 1650円(本体1500円)
発行日 2003/08/31

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打ち続く内戦によって破壊され散逸したアフガニスタンの歴史的遺産をポストカード・ブックに収めた。──映画制作の過程で奇跡的に撮影されたシルクロードの遺産たち。

目次

絵ハガキ作りに寄せて「十五年前の約束」・土本典明
ポストカード写真撮影・高岩仁、外山透
作品解説・土谷遙子
「カーブル博物館の逸品」土谷遙子

著者略歴
土本典昭
[つちもと・のりあき]

1928年岐阜県生まれ。1952年早稲田大学文学部除籍。
のち日中友好協会・岩波映画の契約助監督を経てフリー。
1963年より記録映画「ある機関助士」「路上」「シベリア人の世界」等発表。
1971年より「水俣──患者さんとその世界」「不知火海」等水俣病事件の連作を撮る。
他に「偲ぶ中野重治」「よみがえれカレーズ」「回想・川本輝夫」等。
著書『映画は生きものの仕事である』『水俣映画遍歴』他多数。

土谷遙子
[つちや・はるこ]

仏領モロッコ、カサブランカ生まれ。
国際基督教大学教養学部卒、ミシガン大学大学院美術史学部(東洋美術史)修士課程終了。
アフガニスタン・カーブル大学文学部講師、カーブル博物館客員研究員などを歴任。
1979年に帰国後、上智大学で講師、助教授を経て比較文化学部教授。
カリフォルニア大学バークレー校客員研究員。
中央アジア、アフガニスタン、パキスタンの美術史・文化交渉史に関する論文、著作あり。

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