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うえにん地蔵
享保の飢饉と子どもたち
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飽食の国から飢饉の国へ──。
飢人地蔵(うえにんじぞう)に導かれて270年をタイムスリプ。子どもたちはつぎつぎに死んでいった……。(筑前では人口の3分の1が餓死したといわれる享保の飢饉)
児童書/小学生中学年から
目次
美紀、十二歳のゆううつ
ここはどこ?
作太にいさんの笛の音
享保十七年・ミツのお正月
麦の芽
雨はふりつづく
ママ、もっと食べたい
ササの花が咲いた
ミツ、生きろ
一袋の米
手をつないで行こう
美紀の中で生きてるよ
著者略歴
山口県下関市に生まれる。
地域公民館に親子文庫を開設するとともに、図書館のおはなし会に所属して、子どもたちに絵本の読み聞かせをする。
作品に『いつか飛ぶ日に』(偕成社)、『ムーンとぼくのふしぎな夏』『うえにん地蔵』(石風社)、「今山の石の歌」(『福岡の童話』リブリオ出版)などがある。
児童文学誌「小さい旗」同人、日本児童文学者協会会員。福岡市在住。
リノリューム版画家。
1948年大阪に生まれる。独学でリノリューム版画を始める。
1999、2000年、環境と都市の美術展。2001年、福岡大野城市まどかぴあ総合美術展。
2002年、ストックホルム平和芸術祭、太宰府天満宮御神忌1100年大祭奉納芸術展。ウィーン2002、新世紀宮廷芸術祭、プラハ宮廷芸術祭、世界恒久平和祈念ポスター展
2003年、日伊芸術 La Meravigla 展、日仏現代美術博、第2回トルコ日本芸術世界展、南アフリカ喜望展。
2004年に『なにか変だ。ぼくは狂っているのかな? 統合失調症に光をあてる』出版。
現在八重山暮らし。
石風社より発行の関連書籍