ありがとうののんちゃん

B5版上製カラー24頁
978-4-88344-320-8
税込価格1320円
2023/07/20発行
紹介

ありがとうは 
こだまのように
かえってきます

のんちゃんは  「ありがとう」が くちぐせです。
うれしいことでも いやなことでも「ありがとう」と
いうのです。なぜかって それは、おばあちゃんに
いわれたことがあるからです。
「どんなつらいことでも かなしいことでも
『ありがとう』って感謝すれば、
すべてが、おおきなしあわせに かわる」んだって。

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「すべてのことに感謝せよ」

この聖句をもとに作ったお話です。
最初は、子どもたちのためというより、
育児やママ友のことで悩むお母さんへのメッセージと思っていました。
その思いを、黒田先生の絵が、いきいきと表現してくださいました。
日々のなかで、子どもたちが「ありがとう」を
自然に口にしてくれる、きっかけになることを願っています。

 たかむら むつみ

著者

黒田征太郎

くろだ・せいたろう

1939年 大阪・道頓堀に生まれる。
1945年 疎開先の滋賀県で終戦を迎える。
1955年 高校を 1年で退学、船員として米軍の揚陸艦に乗り込み
1年半の間にプサン、マニラ、ハイフォン、サイゴンなどを航行。
1967年 北米を放浪。
1968年 野坂昭如と出会う。装画や挿絵を担当していく。
1969年 長友啓典と共にデザイン事務所「K2」を設立。
1992年 ニューヨークにアトリエを構え、国内外で活動する。
1994年 「野坂昭如 戦争童話集~忘れてはイケナイ物語り~」プロジェクト開始。
2004年 PIKADONプロジェクト開始。
2009年 拠点を北九州市門司区に移す。
2019年 田川伊田駅横のトンネル内に山本作兵衛炭坑記録画のオマージュ作品を制作。
2021年〜2022年 田川市美術館で黒田征太郎展
        「起きる、描く、寝る。いきる。」

現在も絵画、絵本、ライブペインティング等、精力的な制作を続けている。

高村むつみ

たかむら・むつみ

福岡県北九州市小倉在住