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神・泥・人
アフガニスタンの旅から
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- 著:
- 甲斐大策
判型・頁 | A5判変型121頁 |
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定価 | 1980円(本体1800円) |
発行日 | 1992/02/20 |
移動民の血に魅かれつつ、二十年以上にわたりイスラム世界をさまよいつづける著者が、アフガニスタンの人々との深い関わりのなかで、自らの魂の古層を問い返す。──移動民の血・イスラムの風
目次
碧い瞳の少年兵 移動の民クチィ チャイの心 飢え ターコイズ・ブルー 言葉 音楽家達 絵描き 信じる 国家意識 ゴスファン 孤独 若者の性 ハシッシュ カーペット 歴史観 家 ザフリ ツァプリ・カバブ サファル・バハエル 西安・廟后街にて
著者略歴
画家・作家。1937年、中国大連市生まれ。早稲田大学文学部卒業。
青年期より民族音楽・楽器の制作・演奏に親しむ。1969年以降、今日までアフガニスタンとその周辺に通い続ける。対ソ戦、内乱期にはムジャヒディン・グループに加わり、地雷探索等に従事、現地アフガンとの親交を深め、イスラムに入信。主にアフガニスタン・パキスタンやアジア内陸を題材に、油彩・ガラス絵等、全絵画表現を水墨画へ収斂せんと努める。イッセイ・ミヤケ、コムデギャルソンのショーにも出演し脚光を浴びる。一方、1988年より文筆活動を開始、その文学的個性は五木寛之氏、中上健次氏らの絶賛を浴びる。著書に『ペシャーワルの猫』(トレヴィル)、『生命の風物語』『シャリマール』『神・泥・人』『餃子ロード』『アジア回廊』(父巳八郎と共著)『聖愚者の物語』(以上石風社)がある。
関連情報
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