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酒のある風景
花はあっても美しい花という花はない。酒にも美味しい酒という酒はない。だが美味しい酒を飲むことはできる。某年某月某日、そこには酒があった。某氏の歩みがあった──。酒をめぐるエッセイ集。
目次
試酒 始酒 嬉酒 惑酒 遠酒 疑酒 粋酒 戯酒 奇酒 魔酒
懐酒 和酒 鮮酒 談酒 冷酒 旨酒 斉酒 島酒 潮酒 神酒
国酒 歌酒 流酒 白酒 西酒 地酒 呆酒 遇酒 訓酒 歓酒
独酒 類酒 憂酒 義酒 暇酒 棒酒 想酒 枯酒 悦酒 喩酒
顧酒
著者略歴
1933年生まれ。東芝総合研究所で原子力関係の技術開発、九州支社で電力関係の営業に携わる。
1990年東芝システムテクノロジー(株)取締役。1998年退社。
日本学術会議、電気学会元会員。
著書 『隔世の感』『余白のとき』
石風社より発行の関連書籍