西海遊歩
林檎樹下にて

308頁 四六判上製
4-88344-024-9
税込価格1980円
1997/08/20発行

ただいま品切れです
紹介

文学と風土を語る──。山頭火、夏目漱石から林芙美子、村田喜代子まで、文学者のゆかりの地を訪ね、自らの原体験に重ねて作品を読み解く。

目次

流れていく山頭火
どこかに海が見える街
夏目漱石・熊本
本能における女性論
川端康成・長者原
中原中也・湯田
伊東静雄・諫早
林芙美子・下関
孔子・多久
豊島与志雄・甘木
梅崎春生・福岡
小泉八雲・松江
岡松和夫・志賀島
村田喜代子・中間

著者

片瀬博子

かたせ・ひろこ
かたせ・ひろこ

1929年福岡生まれ。
東京女子大学英米文学科卒業。卒論はヴァージニア・ウルフ。
詩集に『お前の破れは海のように』他5冊、訳詩集に『現代イスラエル詩選集』他3冊、詩文集に『筑紫万葉散歩』がある。

石風社より発行の関連書籍
  • 森下 友晴 石風社 福岡の歴史 町並み レトロ 門司港 博多


福岡の歴史的町並み