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藁塚放浪記
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北は津軽の「ニオハセ」から宮城の「ホンニョ」飛騨の「ワラニゴ」宇和の「ワラグロ」出雲の「ヨズクハデ」、南は薩摩の「ワラコヅン」、はては韓国、アフガンまで、秋のたんぼをかけめぐり、藁積みの百変化を追った30年の旅の記録。 藁塚(わらづか)=稲刈りを終え、乾燥させた稲束を脱穀したあと(または脱穀の前に)、藁を積み上げられたもの
目次
第1部 日本藁(わら)曼荼羅(まんだら)・藁塚って何?
・藁塚は神のヨリシロか?
・米どころ北陸の「減反ニオ」
・石灰、藁、蚕
・藁と水路の物語
・藁塚ロードは練塀の道
・練塀と産屋のコスモロジー
・ウワの空にワラグロを見た!
・藁塚というラビリンス 第2部 ワラニズム文化
・全国藁こずみ大会
・藁塚の桃源郷を行く
・アジアに藁塚はあるか
著者略歴
1950年大分県生まれ。写真家。
雑誌「左官教室」に「鏝絵通信」を連載。ライフワークとして、全国の土壁、石灰窯、藁塚の撮影と取材を続けている。
著書『近代建築史・ゲニウス・ロキ』(編著、産研出版、1993)、『消え行く左官職人の技・鏝絵』(小学館、1997)、「大分の昆虫」(私家版1994)、『小屋の力』(共著、ワールドフォトプレス、2001)、『鏝絵放浪記』(2001)『藁塚放浪記』(2005)『世間遺産放浪記』(2007、ともに石風社)がある。
※2010年当初の記事です
関連情報
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