紹介
「アフガニスタンに自給用の農作物を」。異なる文化、過酷な風土の中で悪戦苦闘しつつ積み重ねられた農業支援六年余りの克明な記録。小麦・米・トウモロコシ・アルファルファ・ソルゴー・さつまいも・茶・ぶどう・蕎麦など、失敗の数々といくつかの成功。その試行錯誤を克明に記すことで、次世代へと繋ぐ報告集。
目次
農業計画の前史
農業計画への参加と基礎づくり
手探りの試験栽培
まず主食を そして飼料作物を 生活に潤いをもたらす作物を
成果普及の取組み
村人との触れあい
農業計画、中断の止むなきに至る
治安悪化の予兆と農業計画中断の経緯
資料編
著者
高橋修
たかはし・おさむ
たかはし・おさむ
1930年現在の京都府綾部町生まれ。1951年京都府立農業講習所卒業。
1952年京都府採用、農業改良普及事業に従事。1988年京都府退職。
1990年から2001年まで国際協力機構(JICA)の専門家として、また全国農業改良普及支援協会の意嘱により、東南アジア8ヶ国の農業普及改善について技術協力。
2002年からPMS(ペシャワール会医療サービス)の農業計画担当として、アフガニスタンで現地指導と後方支援に従事。
橋本康範・伊藤和也・進藤陽一郎・山口敦史
はしもと・いとう・しんどう・やまぐち
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