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世間遺産放浪記 俗世間篇
それは、暮らしと風土が生んだ庶民の遺産。建築家なしの名土木から、職人の手技が生んだ造作意匠、無意識過剰な迷建築まで、心に沁みる三〇六遺産をオールカラーで紹介する第二弾!
目次
1 失われた土木を求めて
2 そこに壁があるから
3 それは「アート」ではない
4 上を向いて歩こう
5 世界は粉でできている
6 小屋はスロー風土。
7 アルチザン・デコの窓辺
8 炎と土のモダニズム
9 われら世間遺産探偵団
著者略歴
1950年大分県生まれ。写真家。
雑誌「左官教室」に「鏝絵通信」を連載。ライフワークとして、全国の土壁、石灰窯、藁塚の撮影と取材を続けている。
著書『近代建築史・ゲニウス・ロキ』(編著、産研出版、1993)、『消え行く左官職人の技・鏝絵』(小学館、1997)、「大分の昆虫」(私家版1994)、『小屋の力』(共著、ワールドフォトプレス、2001)、『鏝絵放浪記』(2001)『藁塚放浪記』(2005)『世間遺産放浪記』(2007、ともに石風社)がある。
※2010年当初の記事です
石風社より発行の関連書籍