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世間遺産放浪記
痛快無比の「世間(せけん)遺産」247葉!
働き者の産業建築から、小屋、屋根、壁、近代建築、職人、奇祭、無意識過剰な迷建築まで、庶民の手と風土が生んだ「実用の美」の風景。沸騰する遺産ブームの中で、見過ごされてきたもうひとつのヘリテイジ(=遺産)を日本全国津々浦々に追った旅の記録。痛快無比、心に沁みるオールカラー247葉300ページ! (●荒俣宏氏(「サンデー毎日」7/27)、藤森照信氏(「毎日新聞」5/13)、松村洋氏(「読売ウィークリー」6/17)、飯田辰彦氏(「公明新聞」6/5)ほか各氏絶讃紹介!)
1 建築は働く
2 手の土木
3 小屋は小宇宙
4 近代建築の記憶
5 野に立つ迷宮
6 壁は擬態する
7 積む形、干す文化
8 屋根もまた顔
9 忘れられた世間人
10 フォークな神々
1950年大分県生まれ。写真家。
雑誌「左官教室」に「鏝絵通信」を連載。ライフワークとして、全国の土壁、石灰窯、藁塚の撮影と取材を続けている。
著書『近代建築史・ゲニウス・ロキ』(編著、産研出版、1993)、『消え行く左官職人の技・鏝絵』(小学館、1997)、「大分の昆虫」(私家版1994)、『小屋の力』(共著、ワールドフォトプレス、2001)、『鏝絵放浪記』(2001)『藁塚放浪記』(2005)『世間遺産放浪記』(2007、ともに石風社)がある。
※2010年当初の記事です
◉トークやります〜「藤田洋三の出前講座」講演先募集中!
これまで、藤田洋三氏は長年ライフワークとして追いつづけてきた鏝絵(こてえ)の話を始め、左官職人の話、道具の話、素材の話、建築の話などなど、さまざまなテーマでお話しをしてきました。また近年では、地域と風土の魅力を再発見するために集った各地の自治体やグループなどからの依頼も増えています。講演をご希望の方は、仲介をいたしますので、
石風社(電話 092-714-4838/メールstone[a]sekifusha.com)までご連絡ください。
◉大分を始め、地域の歴史を語る写真ほか膨大なアーカイブがあります!
藤田洋三氏の写真事務所では地元大分を中心に、これまで誰も興味をもたなかったような
独特のテーマでたくさんの写真を撮影・所蔵しています。たとえば・・・・
1)全国の鏝絵
2)地元大分・別府の近代建築群
3)全国の木製アーケード街
4)九州の昆虫
5)昭和の雑貨・玩具
などなど。他にもさまざまなテーマがあり、目下整理中です。こちらも仲介をいたしますので、
石風社(電話 092-714-4838/メールstone[a]sekifusha.com)までご連絡ください。