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十七歳 生と死をみつめて
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- 著:
- 古賀梅子
判型・頁 | 263頁 四六判並製 |
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ISBN | 4-88344-090-7 |
定価 | 1650円(本体1500円) |
発行日 | 2003/01/15 |
難病手術の直前までの揺れる心を綴った十七歳の日記。入退院を繰り返すなか、多くの死に直面。明るく健気に自分と向き合い、闘い続けた少女は還ってこなかった。「万が一の場合、私を思ってくれる人々に。私を忘れてほしいと望みます。それが私にとっての一番の友情、愛情と思ってほしい。私は頑張ります。」
目次
1 入院
北病棟一階十八号
外科病棟の友達
手術への決心 ほか
2 希望と不安の日々
成功率は三三パーセント
友は手術室へ
元気になってしたいこと
先生はわかってくれない
病気とともに ほか
3 明日にかける
友の退院を祝う
したいことがたくさんあるから
母に言い遺す
大きな声で笑ってみた
全てをかけて戦う ほか
著者略歴
昭和23年、熊本県天草郡姫戸町生まれ。
小学校4年の学校検診で心臓疾患が発覚、翌年発病し、八代総合病院、上天草総合病院で入退院を繰り返す。昭和40年、17歳の時に福岡県の久留米大学付属病院に入院。病名・リュウマチ性心臓病(僧帽弁狭窄兼閉鎖不全と三尖弁閉鎖不全)。8ヶ月の病院生活を経て、翌年4月11日、人工弁移植の手術後に亡くなる。享年17歳。
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