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天にかかる石橋
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「こんど生まれてくるなら、天の川にかかる、橋になりたい」。鹿児島のシンボルとして、町に流れる川にかけられていた石橋。でも時代の移り変わりについていけず、ついになくなってしまうことになった。がんと闘いつづけた黒田康子さんの作品。
著者略歴
1955年生まれ、長崎県島原市出身。1983年鹿児島大学医学部卒業、同大小児科入局。医学博士。専攻、臨床遺伝学。JDSN(日本ダウン症ネットワーク)委員。
鹿児島大学先天異常外来担当、鹿児島大学医学部非常勤講師、鹿児島こども病院副院長を経て、現在は鹿児島県鹿屋市まつだこどもクリニック院長。病気や障害をもつこどもたちと接するようになって、童話を書き始める。毎年、勤務先だった今給黎総合病院のクリスマス会で、黒田康子さんとのコンビで、自作の童話を披露してきた。
作品に『どろぼうサンタ』『天にかかる石橋』『魔法のドロップ(日本語版)』『MAGIC CANDY DROP』がある。
1939年鹿児島市に生まれる。約30年間幼児音楽教育に従事。
1993年乳がんの診断を受け、ボランティアについて考えるようになる。1994年9月より、鹿児島市今給黎総合病院小児科病棟に、お話ボランティアとして訪問するようになり、多くの難病の子どもたちに、童話の読み聞かせや、音楽を披露してきた。また、日頃より手書きの絵葉書をかくなど、絵画にも造詣があり、小児病棟のクリスマス会で、松田幸久氏の童話に絵を描き、子どもたちに夢と希望を与えてきた。作品に『どろぼうサンタ』『天にかかる石橋』『マジックキャンディドロップ』などがある。
1998年1月21日、死去。
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